補足データ・マネージャのチームおよびメンバーのインポートおよびエクスポート

管理者とパワー・ユーザーは、チームおよびメンバーを個別に更新することなく、ファイルをエクスポートし、変更を行い、そのファイルを再インポートすることで、チームおよびメンバーのバルク更新を実行できます。teams.csvファイルをエクスポートすると、チーム全体および各チームのメンバーのレポートが提供されます。必要に応じてデフォルトの.csvファイルの名前を変更できます。

次のステップを実行する必要があります。

エクスポート.csvファイルを作成します。後述の「補足データ・マネージャ・チームのファイル・フォーマット」のフォーマットを参照してください。
既存のチームのバルク編集を実行するか、teams.csvファイルを編集して新しいチームを作成できます。
情報をアプリケーションにインポートして戻します。

チームおよびメンバーのエクスポート

チームおよびメンバーのバルク・エクスポートを実行するには:

ホーム・ページで、「ツール」をクリックし、「アクセス制御」をクリックします。
「チームの管理」タブをクリックします。
チームを選択します。
ファイルのエクスポート・アイコンをクリックします
「保存」をクリックしてteams.csvファイルを保存します。ファイルにより、すべてのチームおよび各チームのメンバーのリストが提供されます。

チームおよびメンバーのインポート

チームをインポートすると、システムによってチーム・リストがマージされます。たとえば、アプリケーションにチーム1、チーム2およびチーム3が定義されており、CSVファイルにチーム2およびチーム4が定義されている場合、インポート・プロセス後は、チーム2が更新され、チーム4が追加されます。

チーム・メンバーシップは、CSVファイルのコンテンツによって置き換えられます。たとえば、アプリケーションにユーザーA、ユーザーBおよびユーザーCのメンバーシップを持つチーム1が含まれており、CSVファイルにユーザーBとユーザーDのメンバーシップが含まれる場合、インポート・プロセス後は、チーム1のメンバーシップにユーザーBとユーザーDが含まれます。

チームおよびメンバーのバルク・インポートを実行するには:

ホーム・ページで、「ツール」をクリックし、「アクセス制御」をクリックします。
「チームの管理」タブをクリックします。
チームを選択します。
「インポート」をクリックし、次の情報を入力します。
- 「ファイル」で、エクスポートした.csvファイルに移動します。
- 「インポート・タイプ」で、次のオプションのいずれかを選択します。
  - 「置換」をクリックすると、エクスポート.csvファイルに含まれる行が置換されます。
  - 「すべて置換」をクリックすると、次のようにインポートが実行されます。
    - チームがUIと.csvファイルの両方に存在する場合、インポートによって上書きが行われ、UIのチームが更新されます。
    - 追加チームがUIに存在するが、.csvファイルには存在しない場合、それらのチームは削除されます。
    - 追加チームが.csvファイルに存在するが、UIには存在しない場合、それらのチームはインポートされます。
    注意:
    インポート・ファイルに含まれていないエントリは、すべて削除されます。
- 「ファイル区切り文字」で、「カンマ」または「タブ」を選択します。デフォルトはカンマです。
「インポート」をクリックします。
インポートが実行され、インポートの進行状況に関する統計が表示されます。
インポートが完了したら、チームのインポート・メッセージ・ボックスで結果を確認し、「OK」をクリックします。

補足データ・マネージャ・チームのファイル・フォーマット

チームをインポートまたはエクスポートする.csvファイルを作成する場合、次のフォーマットを使用する必要があります。

CSV要素	必須	説明
#team	はい	チームの説明と役割が含まれたチームのリスト
#team_children	いいえ	チーム・メンバーのリスト
Roles	いいえ	チームに特定の役割がある場合、許容される値は、「はい」および「いいえ」です。デフォルト値は「いいえ」です。許容される役割は、「管理者」、「パワー・ユーザー」、「ユーザー」および「参照者」です。
id	はい	チームまたはチーム名を一意に識別します
Primary_user	いいえ	許容される値は、「はい」および「いいえ」です。列または値が指定されていない場合のデフォルト値は、「いいえ」です。

サンプルCSVファイルを次に示します。