Smart Viewのベスト・プラクティスの理解

Smart Viewからエンタープライズ仕訳/アドホック仕訳を操作する際は、次のベスト・プラクティスをお薦めします:

  • 月次更新のために拡張機能をアップグレードするか再インストールする必要があります。Smart Viewからのエンタープライズ仕訳の操作の「拡張機能のアンインストール」および「拡張機能の更新および再インストール」を参照してください。
  • データ収集のために強調表示されたグリッドの外側にデータを入力しないでください。仕訳の保存中に無効なエラーが発生する可能性があります。
  • ユーザーは他のシートを使用して、データをエンタープライズ仕訳シートにコピーできます。グリッドのリフレッシュ中、他のすべてのシートはそのまま残ります。
  • エンタープライズ仕訳シートでシートをリフレッシュ/リロードすると、ローカル・シートに対する参照の計算はクリアされますが、データは残ります。
  • 今後のためにエンタープライズ仕訳シートを保存する必要がある場合は、シートの名前を変更するのではなくシートをコピーすることをお薦めします。
  • ネイティブのExcel機能を使用して列または行を挿入しないでください。
  • 仕訳の量が2000行を超える場合は、CSVインポートの使用をお薦めします。
  • Smart Viewの「言語」オプションは、オペレーティング・システム、Microsoft ExcelおよびWebのユーザー・プリファレンスと一致している必要があります。
  • 英語以外のロケールについては、エンタープライズ仕訳のSmart View拡張機能でデフォルト言語オプションがサポートされていません。
  • 接続の変更がある場合、まず現在の接続を切断してから、新しい接続に接続するか、「すべて切断」(「プライベート接続」「ホーム」「すべて切断」)を使用します。次回のログイン時にパスワードの入力を求められます。

    接続の変更

  • シートを保存すると:
    • ディメンション参照メンバーに手動で入力された有効なキー値により、残りの非キー・ディメンション参照メンバーが自動的に移入されます。
    • 非キー・ディメンション参照メンバーに手動で入力された無効な値は、正しいメンバーに置換され、検証されます。
  • アドインは、特定のエミュレーション・モードで最適に動作します。ブラウザ・エミュレーション・モードを確認するには、「Smart View」→「ヘルプ」→「ヘルス・チェック」に移動します。

    次の画像では、現在サポートされているバージョンが11001として表示されています。

    ブラウザ・エミュレーション設定

  • 場合によっては、Excelがクラッシュする可能性があります。この問題を修正するには、Excelを再インストールします。
  • 拡張機能が正しく機能することを確認するには、不要な拡張機能を無効にします。そのためには、「ファイル」→「オプション」→「アドイン」に移動し、次のことを行います:
    • 「Oracle Smart View for Office」以外のすべての「COMアドイン」を無効にします。
    • 「Hstbar」以外のすべての「Excelアドイン」を無効にします。