インサイトおよびプレディクションのスライスを定義する際の考慮事項

「動的計算」の親メンバーおよびリーフ・メンバーのインサイトおよびプレディクションを生成できます。

この機能を使用すると、親レベルまたは階層内の任意のレベルでインサイトおよびプレディクト値を表示できます。

  • 多すぎる数のリーフ・レベル・インサイトを調べる必要なしに、親レベルまたは任意のレベルのインサイトに分析の焦点を絞ることができます。
  • 親レベルでインサイトおよびプレディクションを生成すると、特に階層の下位レベルでデータが欠落していたり正確でない場合に、精度が向上します。
  • プレディクト・データが親レベルで集計されるのではなく、親レベルもプレディクトされるため、プレディクション精度が向上します。

    たとえば、子メンバー・データが疎になる可能性があるため、営業費用に属する出張、接待、福利厚生などの各費用カテゴリをプレディクトするよりも営業費用全体をプレディクトするほうが望ましい場合があります。

動的計算メンバーのインサイトの生成

予測差異および予測偏向インサイトと異常インサイトについて「動的計算」メンバーのインサイトを生成するには、インサイト・スライス定義に「動的計算」メンバーを含めます。

「動的計算」メンバーのプレディクション・インサイトを生成するには、シナリオ、バージョン、プラン要素またはUDA HSP_DYN_PREDICTに関連付けられた関連ディメンションのメンバーを含むスライス定義を指定する必要があります。

動的計算メンバーのプレディクション・インサイトを生成するには:

  1. UDA HSP_DYN_PREDICTを、プレディクト値の格納に使用されるシナリオ/バージョン/プラン要素または類似のディメンションに関連付けます。(このステップは、予測差異および偏向インサイト、異常インサイトには必要ありません。)
  2. UDA HSP_DYN_PREDICTをその他の「シナリオ」または「バージョン」のディメンションに関連付けた場合は、「プレディクティブ・プランニング」のアプリケーション設定を更新します:

    ホーム・ページで、「アプリケーション」をクリックし、「設定」をクリックします。「プレディクティブ・プランニング」セクションでPOVを更新し、UDA HSP_DYN_PREDICTに関連付けられている他のディメンションのメンバーを含めます。

    Note:

    「ソース・キューブ」オプションにより、履歴実績が格納されるキューブが定義されます。「ソース・キューブ」に選択したメンバーは、UDA HSP_DYN_PREDICTに関連付けないでください。

  3. インサイト・スライス定義に「動的計算」メンバーを含めます。UDA HSP_DYN_PREDICTの値のみをスライス定義に含めるようにしてください。

親レベルでのプレディクションの生成およびプレディクト値を使用したフォームのロード

「動的計算」メンバーにはプレディクト値を格納できないため、フォーム・オプションを使用して、UDA HSP_DYN_PREDICTに関連付けられたシナリオ、バージョン、プラン要素または関連ディメンションのメンバーを関連付けることによって、実行時に親レベルでプレディクションを生成し、プレディクト値を使用してフォームをロードするように指定できます。プレディクトされた結果は、Webフォーム、ダッシュボードまたはOracle Smart View for Officeで確認できます。プランナは、フォームでプレディクティブ・プランニングを使用して、親レベルのプレディクト値の説明可能性を確認できます。

実行時に親レベルでプレディクションを生成し、プレディクト値を使用してフォームをロードするには:

  1. UDA HSP_DYN_PREDICTを、プレディクト値の格納に使用されるシナリオ/バージョン/プラン要素または類似のディメンションに関連付けます。このUDAに関連付けられたすべてのメンバーに対して、集計値ではなくプレディクト値が表示されます。
  2. UDA HSP_DYN_PREDICTをその他の「シナリオ」または「バージョン」のディメンションに関連付けた場合は、「プレディクティブ・プランニング」のアプリケーション設定を更新します:

    ホーム・ページで、「アプリケーション」をクリックし、「設定」をクリックします。「プレディクティブ・プランニング」セクションでPOVを更新し、UDA HSP_DYN_PREDICTに関連付けられている他のディメンションのメンバーを含めます。

    Note:

    「ソース・キューブ」オプションにより、履歴実績が格納されるキューブが定義されます。「ソース・キューブ」に選択したメンバーは、UDA HSP_DYN_PREDICTに関連付けないでください。

  3. フォーム・デザイナを使用して、フォームのロード時にプレディクションを実行するかどうかを指定します。フォーム・デザイナの「プレディクション・オプション」設定で、「動的計算のプレディクション」を選択します。検証により、HSP_DYN_PREDICT UDAがフォーム上のメンバーに関連付けられていることが確認されます。

Note:

  • この機能は、「動的計算」メンバーについてのみサポートされており、「動的計算および保管」メンバーについてはサポートされていません。
  • 「動的計算」の親レベルの値を保管またはエクスポートすることはできません。
  • Groovyスクリプトを使用して、「動的計算」の親レベルのプレディクト値をレベル0のメンバーに割り当てることができます。
  • UDA HSP_DYN_PREDICTを、シナリオ/バージョン/プラン要素または類似のディメンションにのみ関連付けます。
  • プレディクティブ・プランニングでは、実行時に動的計算親メンバーの値をプレディクトすることで、フォームのロードに時間がかかりすぎる場合は、プレディクションは実行されず、エラー・メッセージが表示されます。
  • 動的計算メンバーのプレディクションの生成は、アド・ホック・グリッドではサポートされていません。
  • プレディクティブ・プランニングでは、実行時にプレディクションを生成し、プレディクト値を使用してフォームをロードすると、動的計算メンバーのプレディクションでは常に、フォームのデフォルトのプレディクション・オプションが使用されます。プレディクション・オプションに加えた変更(プレディクション結果領域で「設定」をクリック)は、フォームがロードされるとき、動的計算メンバーのプレディクト値に反映されません。

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親レベルまたは任意のレベルの動的なプレディクションおよびインサイトを生成して、サブカテゴリ・データが欠落していたり矛盾している可能性がある場合に、より正確なデータ分析を提供する方法を学習します。上位の集約レベル(親や部門、あるいは階層内の任意のレベル)でプレディクションおよびインサイトを生成することで、プランニングと予測の精度を高めます。 ビデオ・アイコン Cloud EPMでの動的なプレディクションおよびインサイトの生成

チュートリアル

目的 方法の学習

このチュートリアルでは、Oracle Fusion Cloud Enterprise Performance Managementで動的なプレディクションおよびインサイトを生成する方法を示します。

チュートリアル・アイコンCloud EPMでの動的なプレディクションおよびインサイトの生成