メタデータの検証

メタデータの検証について

「メタデータの検証」設定(以前の「エラーの自動修正」)をデータベース・リフレッシュ・プロセスの一環として使用して、ビジネス・プロセスとOracle Essbaseの間のメンバー・アイデンティティ(ID)の不一致をスキャンし、自動的に解決します。

Caution:

「メタデータの検証」を選択すると、リフレッシュ・プロセスにさらに時間がかかる場合があります。

特定のケースで、アプリケーションが使用するマルチディメンショナル・データベースで完全には認識されない方法で、メンバーのアイデンティティが変更される場合があります。システムのすべての部分でメンバーのアイデンティティが完全には正確に確立されていない場合、メンバー順序の不正などの階層に関する問題が発生したり、該当するメンバーの子、兄弟の一部、特定のプロパティなどが不足することがあります。「メタデータの検証」を選択すると、そのようなメンバーが検出されてアイデンティティが自動的に解決されます。これにより、これらのメンバーと、プロパティおよび兄弟を含む階層が完全かつ正確に認識されるようになり、システムのすべての部分で使用可能になります。

メンバーの移動および削除の詳細を示すレポートの表示

メンバーIDの修正を行った後、メンバーを削除または移動できます。メンバーの(異なる親への)移動または削除の詳細を示すレポート・ファイルが生成され、csv (カンマ区切り)ファイル形式で送信ボックスに配置されます。レポートを確認し、子階層が変更された可能性のある保管された一部の親メンバーを再集約します。

例:

CSVファイルが送信ボックス・フォルダに生成され、アプリケーション名の後に_autocorrect.csvが続くファイル名が自動的に作成されます(例: vision_autocorrect.csv)。このファイルは、実行のたびに上書きされます。

「メタデータの検証」設定を使用して「データベースのリフレッシュ」ジョブを実行した後、送信ボックスからエクスポート・ファイルをダウンロードできます。

ファイルをダウンロードするには:

「アプリケーション」をクリックし、「ジョブ」をクリックします。
「最近のアクティビティ」で、ジョブをクリックします。
「ジョブの詳細」の上部で、エクスポート・ファイル・オプションをクリックしてダウンロード場所を選択します。