アプリケーション構造を変更し、ディメンションやメンバーなどのアーティファクトを変更した後、データベースをリフレッシュします。
アプリケーション・データベースには、アプリケーション内の各キューブのデータが保管されます。「データベースのリフレッシュ」プロセスをすぐに開始することも、後でジョブとして実行するようにスケジュールすることもできます。
データベースをリフレッシュするには:
- データベースをリフレッシュする前にを参照してください。
- 「アプリケーション」、「概要」の順にクリックします。
- 「アクション」、「データベースのリフレッシュ」の順にクリックします。
- 「データベースのリフレッシュ」ページで、「作成」をクリックし、次のいずれかのオプションを選択します。
データベースのリフレッシュ前
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アプリケーションを使用可能にする対象: リフレッシュ中にすべてのユーザーまたは管理者(現在ログインしているサービス管理者)が管理モードでアプリケーションにアクセスできるようにします
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すべてのユーザーのログオフ: リフレッシュを開始する前にすべてのアプリケーション・ユーザーをログオフします
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すべてのアクティブな要求の停止: Essbaseアプリケーションにアクティブな要求があれば停止して、リフレッシュを開始します
データベースのリフレッシュ後
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アプリケーションを使用可能にする対象: リフレッシュ後に、「すべてのユーザー」または「管理者」がアプリケーションを使用できるようにします
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メタデータの検証: デフォルトでは、このオプションは選択されていません。このオプションが選択されている場合は、ビジネス・プロセスとOracle Essbaseの間のメンバー・アイデンティティ(ID)の不一致がスキャンされ、リフレッシュ・プロセス後に自動的に解決されます。「メタデータの検証」を選択すると、リフレッシュ・プロセスにさらに時間がかかる場合があります。詳細は、メタデータの検証を参照してください。
注:
非ハイブリッドからハイブリッドEssbaseにアップグレードした後、初めてキューブをリフレッシュする場合は、「メタデータの検証」オプションを有効にします(すぐにまたはスケジュール・ジョブとして後で)。検証中に発生する可能性があるエラーの例とその対処法は、Oracle Enterprise Performance Management Cloud管理者スタート・ガイドのEssbaseアウトラインの検証を参照してください。
「メタデータの検証」オプションは、ハイブリッド・ブロック・ストレージ・オプション(BSO)キューブ(ハイブリッドBSO、ASOおよびBSO)をサポートするOracle Essbaseバージョンで実行されているこれらのストレージ・オプションがあるキューブで使用できます。このオプションは、ハイブリッドBSOキューブをサポートしていない従来のEssbaseバージョンで実行されているキューブでは使用できません。
- データベースをすぐにリフレッシュするには、「データベースのリフレッシュ」をクリックします。リフレッシュを後でジョブとして実行するには、「ジョブとして保存」をクリックします。データベースのリフレッシュ・ページで選択したすべてのオプション(「メタデータの検証」を含む)は、保存済ジョブに保持されます。ジョブの管理を参照してください。
ヒント:
後続する「データベースのリフレッシュ」ジョブのジョブ作成プロセスを合理化するには、「名前を付けて保存」オプションを使用して既存のジョブを複製し、そのジョブを更新できます。ジョブの複製を参照してください。
トラブルシューティング
データベースのリフレッシュに関する問題のトラブルシューティングの詳細は、Oracle Enterprise Performance Management Cloudオペレーション・ガイドのデータベース更新の問題のトラブルシューティングを参照してください。
データベース・リフレッシュ中にEssbaseアウトライン事前検証エラーが検出された場合は、Essbaseアウトラインの検証を参照してください。