属性は、製品のサイズ、色など、データの特性を示します。属性を使用すると、その特性に基づいてディメンションのメンバーのグループ化および分析が可能になります。たとえば、製品の収益性をサイズやパッケージに基づいて分析でき、さらに各市場地域の人口サイズなどの市場属性を分析に組み込むことで、より効果的な結論を下すことができます。
疎ディメンションのメンバーのみに属性を割り当てることができます。ラベルのみメンバーには、属性を割り当てることができません。属性ディメンションは、親が動的に計算されるため、集約プロパティを持っていません。
勘定科目のディメンションは通常、密として定義されますので、すべてのキューブのディメンションを疎に変更しないかぎり、属性を割り当てることはできません。ディメンションを疎から密に変更する場合、変更するディメンションのすべての属性および属性の値は自動的に削除されます。
属性のデータ型の理解に記載されているように、属性は、テキスト、日付、ブール式、数値のデータ型を持つことができます。
属性名は、命名規則にあるガイドラインに適合させてください。
簡易ディメンション・エディタで属性を作成または編集するには:
関連トピック:
Tip:
属性(「赤」など)で明示的にフィルタするかわりに、属性ディメンションのユーザー変数を作成し、ユーザー変数をフィルタとして使用できます。次に、ユーザー変数を動的ユーザー変数として有効化し、実行時にユーザーがフィルタの値を変更できるようにすることができます。これは、動的フィルタ処理を可能にする有用な手法です。
ユーザー変数の管理を参照してください。