減価償却スケジューラについて

戦略モデリングが用意されている「サンプル」モデル(Sample.alc)に含まれる例を使用して、減価償却スケジューラの動作を確認できます。

注:

減価償却スケジューラはOracle Smart View for Officeでのみ動作します(計算はあらゆる場所で動作します。ただし、戦略モデリングWebにはエディタがありません)。

「サンプル」モデルをSmart Viewにロードし、「勘定科目ビュー」「すべての勘定科目」グループに移動し、v2190.01 (減価償却費用)を検索すると、これが減価償却スケジューラを使用して計算されます。この勘定科目について「予測方法」ダイアログを開くと、「フリーフォーム」予測タイプが式"@depr(v2170.01,5 year SL"とともに使用されていることがわかります。@depr関数は、減価償却スケジューラに保管された"5 year SL" (5年、定額)減価償却スケジュールを参照しています。減価償却は、保管済スケジュールを買収取得中の資産のクラスに適用して計算されます。結果が合計され、今年度の減価償却合計が示されます。この場合、v2170.01 (固定資本投資)となります。

v2190.01の監査証跡を開きます。計算をドリルダウンすると、スケジュールの期間中における所定の任意の年において、最初の年度の減価償却率が今年度の固定資本投資に適用され、2年目の減価償却率が前年の固定資本投資に適用されるといった順になることがわかります。結果が合計され、今年度の減価償却合計が示されます。