期間の設定

戦略モデリング・モデルを作成する場合、期間(週、月、四半期、半期、年など)の数とタイプを定義します。その後、期間の変更および追加を行い、財務モデルを強化できます。

期間を定義するには:

  1. Microsoft Excelの「戦略モデリング」リボンにアクセスします。

  2. 「戦略モデリング」リボンで、「時間」ツールバー・ボタンをクリックし、「設定」を選択します。

  3. 「期間」で、次の操作を行います:

  4. 「期間」リストには、次の情報が表示されます:

    • 期間 - 「勘定科目」ビューおよびレポートに表示されるときの期間の名前です。

    • ID - 期間を参照するために内部的に使用されるコード名です。

    • 表示 - レポートにステータスが表示されるかどうか。

    • 入力 - 証跡期間のデータをユーザーが入力できるかどうか。

  5. 「最後の履歴期間」で、モデルの最後の履歴年度にする年を選択します。

  6. 「履歴平均の年数」で、数値を入力してモデルの履歴年数を定義します。

  7. 「基本期間」で、モデルの基本期間にする年を選択します。

  8. 「OK」をクリックします。

年の追加

モデルの開始または終了に年を追加でき、年の詳細を選択できます。

期間に年を追加するには:

  1. Microsoft Excelの「戦略モデリング」リボンにアクセスします。

  2. 「戦略モデリング」リボンで、「時間」ツールバー・ボタンをクリックし、「設定」を選択します。

  3. 「期間」「年の追加」アイコンをクリックします。

  4. 「年数」で、1950年から2100年までの年を入力します。

  5. 「対象」オプションを選択し、モデルの「開始」「終了」のどちらに年を追加するかを示します。

  6. 「詳細」で、年のモデル化に使用する時間レベルを定義します。たとえば、6か月を使用してモデル化するには、「半期」を選択します。財務四半期を使用してモデル化するには、「四半期」を選択します。

  7. 「OK」をクリックします。

期間詳細の変更

財務モデルの期間を生成すると、「期間設定ウィザード」で定義した詳細レベルが、すべての期間で共有されます。「年の詳細」で年の詳細レベルを指定します。

期間の詳細レベルを変更するには:

  1. Microsoft Excelの「戦略モデリング」リボンにアクセスします。

  2. 「戦略モデリング」リボンで、「時間」ツールバー・ボタンをクリックし、「設定」を選択します。

  3. 「期間」で期間を選択して、「年の編集」アイコンをクリックします。

  4. 「詳細」で、集約期間を特定する期間を選択します。たとえば、「四半期」または「半期」を選択せずに、「月」を選択できます。結果として、12か月と年次期間が特定されます。集約期間は後で追加できます。ただし、年次期間は自動的に作成されません。

  5. 「OK」をクリックします。

期間の削除

財務モデルのスケジュールの最初または最後から、年を削除できます。

期間を削除するには:

  1. Microsoft Excelの「戦略モデリング」リボンにアクセスします。

  2. 「戦略モデリング」リボンで、「時間」ツールバー・ボタンをクリックし、「設定」を選択します。

  3. 「期間」で期間を選択して、「年の削除」アイコンをクリックします。

  4. 「年数」に数値を入力します。

  5. 「対象」で、「開始」または「終了」を選択します。

  6. 「OK」をクリックして、終了します。

証跡期間の追加

証跡期間を追加するには:

  1. Microsoft Excelの「戦略モデリング」リボンにアクセスします。

  2. 「戦略モデリング」リボンで、「時間」ツールバー・ボタンをクリックし、「設定」を選択します。

  3. 「期間」で期間を選択して、「証跡期間」アイコンをクリックします。

  4. 「証跡期間」で、新しい証跡期間の長さをボックスに入力し、「追加」アイコン「OK」の順にクリックします。

累計期間のサブ期間の作成

累計期間のサブ期間を作成するには:

  1. Microsoft Excelの「戦略モデリング」リボンにアクセスします。

  2. 「戦略モデリング」リボンで、「時間」ツールバー・ボタンをクリックし、「設定」を選択します。

  3. 「期間」で期間を選択して、「期間累計」アイコンをクリックします。

  4. オプション: 選択した期間に累計期間をさらに追加するには、「アクティブ」オプションを選択します。

  5. オプション: レポートで現在までの累計期間を識別するには、「表示」オプションを選択します。

  6. 「OK」をクリックします。

サブ期間の追加

買収またはLBO式企業買収のようなトランザクションが発生した期間のサブ期間を定義します。たとえば、4月15日に発生したLBO式企業買収の場合、サブ期間の長さを105日にするとします。

サブ期間を作成するには:

  1. Microsoft Excelの「戦略モデリング」リボンにアクセスします。

  2. 「戦略モデリング」リボンで、「時間」ツールバー・ボタンをクリックし、「設定」を選択します。

  3. 「期間」で期間を選択して、「サブ期間」アイコンをクリックします。

  4. 「サブ期間」で、「サブ期間の追加」アイコンをクリックします。

  5. 「期間」列に名前を入力します。

  6. 「日数」列に時間の長さを入力します。

    注:

    サブ期間は、少なくとも1日以上にする必要があります。

    さらにサブ期間を作成し、「未割当ての日」がゼロになるまで日数を割り当てます。

  7. 「OK」をクリックします。

最後の実績期間の編集

最後の実績期間を変更するには:

  1. Microsoft Excelの「戦略モデリング」リボンにアクセスします。

  2. 「戦略モデリング」リボンで、「時間」ツールバー・ボタンをクリックし、「期間」「実績」の順に選択します。

  3. 「最後の実績期間」で期間を選択します。

  4. オプション: 「現在のシナリオのデータの使用」を選択し、実績期間を調整するときに現在選択されているシナリオを使用します。

  5. 「OK」をクリックします。

変更された期間の値の再計算

期間を変更するとき、戦略モデリングでは、変更にバックソルブが必要な場合は再計算のプロンプトが表示されます。

変更された期間の入力値を計算するには:

  1. Microsoft Excelの「戦略モデリング」リボンにアクセスします。

  2. 「戦略モデリング」リボンで、「計算」をクリックし、オプションを選択します。

    • 現在のシナリオのみ入力を計算

      現在のシナリオのみ入力値を計算します。

    • すべてのシナリオを計算

      すべてのシナリオの入力値を計算します。

  3. 「OK」をクリックします。