勘定科目データ(履歴値、予測仮定の予想、評価仮定の概算)は、勘定科目スプレッドシートまたはレポートに入力します。財務勘定科目をカスタマイズして、分析している財務諸表の照合、勘定科目の詳細の追加、勘定科目の表示順の変更、レポートに表示する勘定科目の選択を行います。負の値を入力するには、値の前にマイナス符号(-)を付けます。
勘定科目名の変更
戦略モデリングの財務勘定科目には、標準の名前が付いています。標準の名前は、勘定科目のスプレッドシートの名前を上書き入力して、分析している勘定科目の説明を反映できます。変更した名前はすべてのレポートに表示されます。
データ・フォーマット
戦略モデリングでは、小数点を含む有効数字最大16桁で構成される数値を保管し、操作します。表示される小数点以下の桁数を変更できます。
「#」または「##」の入力による上書き
戦略モデリングのスプレッドシートで、「#」または「##」をセルに入力して、現在の値を上書きできます。
注:
「#」および「##」を使用した上書きは、履歴期間がフリー・フォーム計算式を使用して計算されていない限り、履歴期間では機能しません。
欠落しているセル値をゼロで上書きする
上書き時に欠落しているセル値をゼロで上書きするには:
Oracle Smart View for Officeで「Smart View」タブが表示されていることを確認します。
をクリックして、「データ・オプション」を選択します。
「#NoData/Missingラベル」で#NumericZeroを選択します。
「ゼロを送信」を選択し、「OK」をクリックします。
データの送信
「データ」グルーピング・ラベルから、「データの送信」をクリックして、戦略モデリング・プロバイダにデータを保存します。
注:
「計算」をクリックしてデータを保存できます。
注:
モデルがデータベースにチェックインされるまで、データは永久的には保存されません。
データの検索と置換
「検索と置換」を使用するには:
任意の戦略モデリング・ビューから、「勘定科目」ビューを選択します。
「編集」、「検索/置換」の順に選択します。
テキストの検索で、用語(語句、数字、または語句と数字の組合せ)を入力します。
次のいずれかを選択します。
「検索」 - 用語を検索します。
置換 - 用語を検索し、他の用語に置換します。
「検索」で、次のいずれかを選択します。
すべて - モデル全体を検索します。
範囲 - モデルの一部を検索します。
オプション: 「大文字と小文字を区別」を選択すると、アクションでは大文字と小文字が区別されます。
「OK」をクリックします。
次のいずれかのアクションを実行します。
1つの用語のインスタンスを置換するには、「置換」をクリックします。
用語のインスタンスをすべて置換するには、「すべて置換」をクリックします。
インスタンスをスキップするには、「次を検索」をクリックします。
「閉じる」をクリックします。
セル・テキストの削除
ノートを削除するには:
「勘定科目」を選択します。
ノートが含まれるセルまたは勘定科目を選択します。
「勘定科目」、「セル・テキスト」、「削除」の順に選択します。
勘定科目入力ステータスの保護
勘定科目の入力ステータスを変更できます。使用していない勘定科目を「オフ」にします。
注:
勘定科目の整合性を保つため、戦略モデリングでは6つの入力勘定科目をオフにできません。これらの勘定科目は、資産売却益(1170)、過年度損失税控除未実現額(1620)、有価証券超過額(2015)、長期債務: 超過(2690)、課税損失給付未実現額(3242)、および資産売却収入(4000)にあります。
勘定科目の書込みを禁止するには:
使用していない勘定科目を「オフ」にするか、勘定科目の入力ステータスを「オン」にするには:
戦略モデリングのスプレッドシートから、「勘定科目の入力ステータス」を選択します。
「勘定科目」タブを選択します。
次のように勘定科目の入力ステータスを変更します:
入力の使用可能
入力を使用可能にするには、リストの勘定科目を選択します。
勘定科目を「オフ」にする
リストから勘定科目を選択しないで、勘定科目の入力ステータスを変更できます。ただし、これを使用して、使用していない勘定科目を「オフ」にできます。
オプション: 勘定科目を検索するには、検索するテキストまたは数字を入力します。
オプション: 「選択された勘定科目のみ表示」を選択すると、選択した勘定科目のリストが表示されます。
オプション: 勘定科目の履歴平均を変更するには、勘定科目の履歴平均の変更を参照してください。
「OK」をクリックします。
勘定科目の履歴平均の変更
勘定科目の履歴平均を変更するには:
戦略モデリングのスプレッドシートから、「勘定科目の入力ステータス」を選択します。
「履歴平均」タブを選択します。
「勘定科目」列で勘定科目行を見つけます。
「履歴平均」列で、勘定科目行のオプションを選択します:
デフォルト
デフォルトの履歴平均は、「期間」の「履歴平均の年数」設定から取得されます。ここで上書きしないかぎり、モデルのすべての勘定科目に適用されます。
すべて
履歴平均のモデルのすべての期間が含まれます。
任意の番号
モデルの各期間に番号があります。1を選択すると、開始からここで指定した番号までの期間が履歴平均に含まれます。
「OK」をクリックします。