レポートの確認

デフォルトでは、レポートに勘定科目の値が通貨として表示されますが、値には他のフォーマットを選択できます。レポートを確認する際に、たとえば、勘定科目の値の計算方法など、分析に注釈を付けられます。または「分析」を使用して、勘定科目から値を計算する方法や、それぞれの値が入力データにどのように影響を与えるかを確認できます。レポートの入力の仮定を変更できます。

レポートへのアクセス

レポートにアクセスするには:

  1. 「レポート」グルーピング・ラベルから、「レポート・リスト」をクリックします。

  2. レポートを選択します。

    • 損益計算書 - 期間の結果が表示されます。

    • 貸借対照表 - 期末の財務状態が示されます。

    • 資金フロー計算書 - 資金の合計ソースと資金の使用合計が比較表示されます。

    • キャッシュ・フロー表 - 営業残高と営業外残高の差異が表示されます。

    • 間接キャッシュ・フロー計算書 - 営業、投資、および財務のキャッシュ・フローが間接フォーマットで表示されます。

    • 比率 - 企業の収益性比率、レバレッジ比率、使用比率、流動性比率、1株当たり比率、評価比率、およびカスタム比率が表示されます。

    • 債務 - 資本構造と資本コスト勘定科目の概要および詳細分析が示されます。

    • FAS95 - FAS 95ガイドラインに準拠する直接キャッシュ・フロー計算書を提供します。

    • 要約レポート - 主要な損益計算書、貸借対照表、キャッシュ・フローおよび財務比率勘定科目の要約が示されます。

    • 利益剰余金計算書 - 利益剰余金勘定科目の各期の状況が示されます。

    • SVA - 企業価値と株主価値の計算に使用する各期の割引キャッシュ・フローと残余価額が表示されます。

    • DDM - キャッシュ・フローおよび株主価値レポートと同じ情報が表示されますが、ここでは割引株式キャッシュ・フロー法が使用されます。

    • 経済的利益レポート - 経済的利益と残余価額の割引価値が表示されます。

    • カスタム1-カスタム5 - 勘定科目、勘定科目ノート、およびテキストの行または列の挿入または貼り付けを行い、独自のレポートを作成できます。

    • フリースタイル・レポートでは、すべてのレポートの特性をデザインできます。

    • ノート - 分析のすべての勘定科目ノートが表示されます。

    • OLE - 図などのオブジェクトをリンク付けする、または埋め込むことができます。

レポート・フォーマットの変更

注:

この手順は、フリースタイル・レポートには適用されません。

レポート・フォーマットを変更するには:

  1. 「レポート」を選択します。レポートへのアクセスを参照してください

  2. 「レポート」グルーピング・ラベルから、「レポート・フォーマット」をクリックします。

  3. 「代替フォーマット」で次のフォーマットを選択します。

    • なし

      デフォルト - 通貨フォーマットで値を表示します。

    • 通貨と成長率

      値が前年度からの成長率で表示されます。年間の成長率の期間は、前の期間が年の場合でも、前年度からの同じ長さの期間に基づいています。たとえば、2004年が四半期でモデリングされており、2003年が年でモデリングされている場合、2004年の第1四半期の成長率は2003年の第4四半期に基づきます。2003年の第4四半期の値は、実際の日数に基づいて計算されます。

    • 通貨と共通サイズ

      共通サイズ(パーセンテージ)フォーマットで値を表示します。この代替フォーマットは、損益計算書、貸借対照表、およびキャッシュ・フロー計算書でのみ使用可能です。共通サイズ値は、損益計算書とキャッシュ・フロー計算書では「売上高」(v1000)に基づいて計算され、貸借対照表では「資産合計」(v2490)に基づいて計算されます。

    • 前年同期の通貨と成長率

      値が前年同期からの成長率で表示されます。年間の成長率の期間は、前年度からの同じ長さの期間に基づいています。たとえば、2004年が四半期でモデリングされており、2003年が年でモデリングされている場合、2004年の第1四半期の成長率は2003年の第1四半期に基づきます。2003年の第1四半期の値は、実際の日数に基づいて計算されます。

    • 通貨と名前付きシナリオ

      「シナリオ」リストで選択した現在のシナリオと2番目のシナリオの値が表示されます。2つのシナリオ間の差を表示させるオプションもあります。

      • 通貨

        通貨の差です。

      • パーセント

        パーセンテージの差です。

      • 通貨とパーセント

        通貨とパーセントの両方の差です。

      • なし

        勘定科目のみ表示 - 差の列はありません。

  4. 「セル・テキスト情報」で次の項目を選択します:

    • オプション: 「セル・テキストをレポートに表示する」を選択してテキストのコンテンツを取得します

    • オプション: 「勘定科目のセル・テキストを表示する」を選択して勘定科目情報を取得します。

    • オプション: 「入力セル・テキストを表示する」を選択して入力情報を取得します。

    • オプション: 「出力のセル・テキストを表示する」を選択して出力情報を取得します。

  5. オプション: 「ゼロ値の抑制」を選択すると、ゼロでない値を含む勘定科目のみが表示されます。

    デフォルト - レポートではゼロ値を持つ勘定科目が非表示になります。

  6. オプション: 「フォーマットをすべてのレポートに適用する」を選択すると、フォーマットをすべてのレポートに適用できます。

    このオプションが選択されない場合は、現在選択しているレポートのみが変更されます。

  7. 「OK」をクリックします。

レポート・プロパティの変更

レポートのプロパティを確認または変更するには:

  1. 「レポート」を選択します。レポートへのアクセスを参照してください

  2. 「レポート」グルーピング・ラベルから、「プロパティ」をクリックします。

  3. オプション: 「レポート名」に名前を入力します。

    最大: 20文字

    注:

    標準レポート・ヘッダーは、この「レポート名」と、モデルの「要約情報」ダイアログに入力された「会社名」を使用して生成されます。

  4. オプション: 「タブの短い名前」に、レポート・タブの短い名前を入力します。

  5. オプション: 「共通サイズ変数」で、勘定科目を選択します。

    この勘定科目のパーセンテージとしてすべての勘定科目が表示されます。「通貨と共通サイズ」フォーマットを使用して表示するようにレポートを設定する必要があります。

    注:

    フリースタイル・レポートには適用されません。

    「勘定科目の検索」をクリックして参照します。

  6. 「OK」をクリックします。

レポートの表示オプションの変更

レポートの表示オプションを表示または変更するには:

  1. 「レポート」を選択します。レポートへのアクセスを参照してください

  2. 「レポート」スプレッドシートから勘定科目を選択します。

  3. 「レポート」グルーピング・ラベルから、「表示オプション」をクリックします。

  4. オプション: 「サブ勘定科目の展開」を選択して、メイン勘定科目の挿入時にすべてのサブ勘定科目を含めます。

  5. オプション: 「ディメンションの展開」を選択して、ディメンショナル勘定科目の挿入時に、すべてのディメンションを含めます。

  6. オプション: 「符号の変更」を選択すると、勘定科目の+/-記号が反転します。

ノート・レポートへのアクセス

ノート・レポートにアクセスするには:

  1. 「表示」「レポート」「その他のレポート」の順に選択します。

  2. 「表示するレポート」で、ノート・レポートを選択します。

  3. 「OK」をクリックします。

ノートの追加または確認

レポート・ノートを追加または確認するには:

  1. レポートを選択します。

  2. レポートで勘定科目を選択します。

  3. 「勘定科目」「勘定科目ノート」の順に選択します。

  4. オプション: 勘定科目を変更するには、リストから勘定科目を選択します。

    ヒント:

    勘定科目をスクロールするには、「次」「前」をクリックします。

  5. オプション: 「ノート」に、勘定科目についてのコメントを入力します。

  6. オプション: 「レポートに表示する」を選択して、レポートの下部の「ノート」コメントを表示します。

  7. オプション: 「ノートのある勘定科目のみ表示する」を選択すると、「勘定科目ノート」の勘定科目リストにコメントがある勘定科目のみを表示できます。

  8. オプション: コメントを削除するには、「クリア」をクリックします。

  9. 終了したら、「終了」をクリックします。

入力勘定科目の値の編集

「入力」を使用して値を編集するには:

  1. 勘定科目を選択して、入力ボックスをクリックします。

  2. 値を入力し、[Enter]を押します。

  3. モデルを再計算します。

入力勘定科目の値の編集

「勘定科目の入力」を使用して勘定科目値を編集するには:

  1. 「勘定科目」,、「勘定科目の入力」の順に選択します。

  2. 「勘定科目の入力」で、勘定科目を選択します。

  3. 履歴および予測行で、変更内容を入力します。

  4. 「終了」をクリックします。

  5. モデルを再計算します。