EPM統合エージェントは、コマンドラインから、EPM統合エージェントの名前とファイル名、および開始時に使用されるINIファイルのフルパスを指定して開始できます。
開始時に、エージェントでは、選択したOracle Enterprise Performance Management Cloud URLへの認証呼出しを実行して、ユーザーの資格証明を認証します。認証に成功すると、EPM統合エージェントは、エージェントのホストとポートをEPM Cloud環境のデータベースに格納することによって、EPM Cloud環境に登録されます。
注:
Windowsサービスを使用してエージェントを開始する場合は、Windowsサービス・コンソールを使用します。詳細は、EPM統合エージェントのWindowsサービスとしての実行を参照してください。エージェントを開始するのにWindowsサービスを使用しない場合は、かわりに、次のステップで説明するbatファイルを使用します。
EPM統合エージェントを開始するには:
「スタート」メニュー(Windows 10およびWindows 7)または「スタート」画面(Windows 8.1)から、コマンド・プロンプトを起動します。
管理者としてコマンド・プロンプトを実行するには、ショートカットを右クリックまたはタップしたままサブメニューを開き、「管理者として実行」をクリックまたはタップします。
2つのパラメータがある次のコマンドを入力します:
epmagent.bat Agent Name ini Parameter file name
Agent Name
: エージェントの一意の名前を指定します。文字および数字を使用できます。スペースおよび特殊文字は使用できません。
Agent Name
パラメータは、agentparams.ini
ファイルに指定されている場合は無視できます。
ini Parameter file name
: 開始時に使用されるagentparams.ini
ファイルのフルパスを使用したファイル名。
たとえば、エージェント名がagentparams.ini
に指定されている場合は、次のように入力します:
epmagent.bat C:\EPMAgentData\config\agentparams.ini
エージェント名がagentparams.ini
に指定されていない場合は、次のように入力します:
epmagent.bat myagentname C:\EPMAgentData\config\agentparams.ini