EPM統合エージェントはWindowsサービスとしてインストールできるため、ユーザーはエージェントを独自のWindowsセッションで実行できます。このサービスは、コンピュータの起動時に自動的に開始でき、一時停止や再起動も可能で、ユーザー・インタフェースは表示されません。Linuxコンピュータでは、EPM統合エージェントはバックグラウンド・プロセスとして開始されます。
次の点に注意してください。
インストールされると、Windowsサービス・コンソールからサービスをWindowsサービスとして開始および停止できます。
異なるサービス名、エージェント名およびポートを持つ複数のエージェント・サービスを作成して、同時に実行できます。
実行時、サービス・ログは、<serviceName>_<agent_name>_Service_<date>.log
という名前で、エージェントのEPM_APP_DATA_HOME\logs
フォルダにあります。このログには、エージェントのすべてのコンソール出力が含まれます。
ヘルプを表示するには、オプションEPMAgentService.exe -help
を使用するか、WindowsエクスプローラーでEPMAgentService.exe
をダブルクリックします。
サービスの開始後は、常にログ・ファイルをチェックしてください。
エージェント名はparams.ini
ファイルに指定される必要があります。Installコマンドにパラメータとして渡すことはできません。
エージェントをWindowsサービスとしてインストールするには、コマンド・プロンプトから次のコマンドを発行して、bin
フォルダにあるEPMAgentService.exe
インストーラを実行します:
EPMAgentService.exe -install service_name path_to_agent_startup_parameter_file
service_name
: エージェントのWindowサービスの一意の名前を指定します。文字および数字を使用できます。スペースおよび特殊文字は使用できません。
path_to_agent_startup_parameter_file
: 開始時に使用されるagentparams.ini
ファイルが格納されているディレクトリのフルパスを指定します。
たとえば、次のように指定できます: C:\EPMAgentData\config\agentparams.ini
Windowsサービスとしてのエージェントをアンインストールするには、コマンド・プロンプトから次のコマンドを実行します:
EPMAgentService.exe -uninstall service_name