「トランザクション照合」では、調整またはトランザクションを、二面性を持つ仕訳としてエクスポートし、その後、ERPシステムまたはデータ・エクスポート・ファイルにインポートできます。データ統合を使用すると、Accounts Reconciliation Journal Adjustmentsソース・システムに関連付けられたデータ・ソースを作成して、その仕訳をデータ・エクスポート・アプリケーションにロードできます。統合で仕訳がエクスポートされるときは、ステータスがオープンで、適用されるフィルタ条件と一致するすべての調整およびトランザクションがエクスポートされます。
エクスポートされた仕訳をロードするには:
次の内容を完了します。
「接頭辞」で、アプリケーション名を一意にする接頭辞を指定します(オプション)。
接頭辞では最大10文字までサポートされます。
「OK」をクリックします。
「接頭辞」で、アプリケーション名を一意にする接頭辞を指定します(オプション)。
接頭辞では最大10文字までサポートされます。
「OK」をクリックします。
「ターゲット・ディメンション・クラス」に「勘定科目」を指定すると、その値「勘定科目」が「データ表列名」フィールドに自動的に事前入力されます。
このステップを使用すると、ターゲット・アプリケーションに定義されていないディメンションを作成できます。「勘定科目」ディメンション名を作成し、その名前を、ディメンション・タイプによって定義されるプロパティの「勘定科目」ターゲット・ディメンション・クラスに関連付ける必要があります。その名前は、ステージング表内の列の表列名を識別する「勘定科目」データ表列名にも関連付けます。これらの定義はデータ管理で必要ですが、Account Reconciliationでは不要です。
「金額」ディメンションは、ディメンションのマッピング・ページでデフォルト設定されるため作成不要です。
必要に応じて、UD1からUD20までや「エンティティ」などの他のディメンション名を作成できます。
次の手順を実行します
「データ統合」ホーム・ページで、をクリックし、「統合」を選択します。
「統合の作成」ビューに、全般ページが表示されます。
「ロケーション」に、新しいロケーション名を入力するか、既存のロケーションを選択して、データのロード先を指定します。
(ソースの選択)をクリックします。
ソースの選択ページで、Account Reconciliation Journal Adjustmentsソース・アプリケーションをクリックします。
(ターゲットの選択)をクリックします。
ターゲットの選択ページで、Oracle ERP Cloudまたはファイルへのデータ・エクスポート・アプリケーションを選択します。
「保存」をクリックします。
Account Reconciliation Journal Adjustmentデータ・ソースを追加すると、アプリケーション内のディメンションが「ディメンションの詳細」タブに自動的に移入されます。
「データ」ディメンションの場合はマッピングを追加しないでください。
使用可能なパラメータ:
タイプ — 照合のタイプを指定します。
使用可能なタイプ:
照合タイプ—「決済」のような照合タイプIDを指定します。
照合タイプによって、トランザクション照合プロセスでその照合タイプを使用して勘定科目がどのように処理されるかが決定されます。照合されるデータの構造、および照合に使用されるルールが決まります。また、照合タイプは、調整をテキスト・ファイルの仕訳としてエクスポートしてERPシステムに戻すために使用します。
データ・ソース — トランザクションの照合トランザクション・タイプが「トランザクション」の場合のデータ・ソースを指定します。
トランザクションの照合トランザクション・タイプが「調整」の場合、このフィールドは空白のままにします。
データ管理に表示されるデータ・ソースの名前は、実際にはトランザクション照合データ・ソースから導出されます。ドロップダウンで使用される規則は、「照合タイプ名: データ・ソース名」です。
たとえば、アプリケーションの選択肢は次のようになります:
フィルタ - 「タイプ」をトランザクションとして選択した場合は、トランザクションのフィルタ名を指定します。
フィルタは、次に示すようにAccount Reconciliationのデータ・ソース構成で定義されます:
「タイプ」を調整として選択した場合は、JSON形式のフィルタ値を指定します。
調整の仕訳のエクスポート時に、特定のトランザクション・タイプまたは会計日付(あるいはその両方)を選択できます
たとえば、月末までの税のトランザクション・タイプを除くすべてのトランザクション・タイプを選択できます。
調整のフィルタを指定するには、「フィルタ」フィールドを使用して次を選択します:
(調整)タイプ - 前のステップで選択した照合タイプで使用できる調整タイプを指定します。1つ以上の値を指定できます。値を選択しない場合、使用されるデフォルトは「すべて」です。
調整日付 - オペランドおよび日付値を指定します(日付ピッカーを使用して日付を選択します)。フィルタ処理に使用できるオペランドは、EQUALS、BEFORE、BETWEENおよびAFTERです。
日付フォーマットはYYYY-MM-DDである必要があります。EQUALS、BEFOREおよびAFTERオペランドを使用する場合は、JSON形式accountingDate
を使用し、次に会計日付を指定します。BETWEENオペランドを選択した場合は、次のJSON形式を使用します:
fromAccountingDate
(開始会計日付の場合)toAccountingDate
(終了会計日付の場合)JSON形式のサンプルを次に示します:
{"adjustmentTypes" : ["Invoice Dispute","Coding Error"],"operator" : "BETWEEN", "fromAccountingDate" : "2022-02-01", "toAccountingDate" : "2022-02-10"}
{"adjustmentTypes" : ["Invoice Dispute","Coding Error"],"operator" : "EQUALS", "accountingDate" : "2022-02-01"}
{"operator" : "AFTER", "accountingDate" : "2022-02-01"}
{"adjustmentTypes" : ["Invoice Dispute","Coding Error"]}