BI Publisherレポート抽出のデータ・モデルの作成

このステップでは、Oracle Business Intelligence Publisherレポート抽出のデータ・モデルを作成します。

データ・モデルは、レポート用のデータを取得して構造化するためのBI Publisherの一連の指示を含んだオブジェクトです。データ・モデルは、カタログ内に個別のオブジェクトとして存在します。簡単に言うと、データ・モデルは単一データ・ソースから取得された1つのデータ・セット(たとえば、従業員表の列から返されたデータ)です。データ・モデルは、パラメータ、トリガー、バースト定義、さらに複数のデータ・セットが含まれて複雑になることもあります。

データ・モデルを構築するには:

  1. Oracle ERP Cloud「ツール」で、「レポートおよび分析」に移動します。

    イメージはOracle ERPのツール・ページを示します。

  2. BI Publisherが開いたら、「カタログのブラウズ」をクリックします。

    イメージはレポートおよび分析ページを示します。

    新しいタブが開き、新しいデータ・モデルを作成できます。これは、すべてのBI Publisher抽出に必要であり、BI Publisherレポートのソースです。

  3. 「データ・モデル」をクリックします。

    イメージはカタログ・ページを示します。

  4. データ・モデル・ページから「SQL問合せ」を選択します。

    イメージはデータ・モデル・ページを示します。

  5. 問合せの名前を指定し、「SQLのタイプ」ドロップダウンで「標準SQL」を選択します。

  6. 「SQL問合せ」で、前の項で定義したSQLを貼り付けて「OK」をクリックします。

    イメージは新規データ・セット・ページ。

  7. パラメータの追加ページから、含めるバインド・パラメータを選択して「OK」をクリックします。

    バインド・パラメータは自動的に検出されます。

    イメージはパラメータの追加ページを示します

  8. データ・モデル・ページの「プロパティ」「データ・セット」から、問合せを選択します。

    問合せ列が表示されます。

    イメージはデータ・モデル・ページを示します。

  9. 「プロパティ」を選択して必要に応じてグループ名を編集し、「OK」をクリックします。

    イメージはプロパティの編集方法を示します。

  10. データ・モデル・ページから、「データ」タブをクリックし、バインド・パラメータのサンプル値を入力して問合せのサンプル・データを表示します。

    データは、ツリー形式と表形式の両方で表示できます。

    イメージはツリー形式のデータを示します。

    イメージは表形式のデータを示します。

  11. 「サンプル・データとして保存」をクリックします。

    サンプル・データは、レポート・レイアウトを作成し、レポート定義をプレビューするために必要です。

  12. 「データ・モデル」メニューから、「パラメータ」に移動し、行配置順序を選択します。

    順序は重要であり、同じ順序をレポート定義で定義する必要があります。

  13. 行を確認し、「保存」をクリックします。

    イメージはデータ・モデル・ページを示します

  14. データ・モデルを保存する場所を選択するよう求められます。

    イメージは示します

  15. 保存後は、BIカタログでデータ・モデルを表示して編集します。

    イメージはカタログ・ページを示します。

    データ・モデルが保存された後は、それをBI Publisher抽出の基礎として使用できます。