Oracle Enterprise Scheduler (ESS)ジョブの作成

Oracle Business Intelligence PublisherレポートをOracle Enterprise Scheduler (ESS)ジョブとして登録し、統合を非同期モードで実行します。このモードでは、タイムアウト制限の対象ではない特定の間隔で実行されるようにジョブをスケジュールできます。

ESSジョブを作成して抽出を非同期モードで実行するには:

  1. BI Publisherで、「自分の企業」に移動し、「設定および保守」を選択します。

    イメージは「設定および保守」オプションを示します。

  2. 「サブジェクト領域」ドロップダウンから、「財務」を選択します。

    イメージは設定ページを示します。

  3. 「検索」をクリックします。

    イメージは「検索」オプションを示します。

  4. エンタープライズ・スケジューラの管理を検索して「財務、サプライ・チェーン管理および関連アプリケーション用のエンタープライズ・スケジューラ・ジョブ定義およびジョブ・セットの管理」を選択します。

    イメージは検索ページを示します。

  5. ジョブ定義の管理ページで、イメージは「追加」アイコンを示しますをクリックして新しいESSジョブを追加または作成します。

  6. 財務、サプライ・チェーン管理および関連アプリケーション用のエンタープライズ・スケジューラ・ジョブ定義およびジョブ・セットの管理ページで、次のフィールドに入力します:

    1. 表示名 - 抽出のユーザー定義名を入力します。この名前は「スケジュール済プロセス」に表示されます。

    2. 名前 - スペースおよび特殊文字を使用せずに英数字の名前を指定します。

      この名前は、データ統合アプリケーション・オプションのESSジョブ名に使用されます。

    3. パス - ESSジョブを保存するパスを指定します。

      このパスは、/oracle/apps/ess/customのサブフォルダとして作成されます。たとえば、epmを指定した場合、ESSジョブ・パスは/oracle/apps/ess/custom/epmです。

      ここで入力したパスは、 データ統合アプリケーション・オプションのESSジョブ・パス・フィールドに移入されます。

    4. ジョブ・アプリケーション名 - FscmEssを選択します。

    5. ジョブ・タイプ - BIPJobTypeを選択します。

      データ統合ではタイプがBIPJobTypeのESSジョブのみをトリガーできるため、これは必須パラメータです。

    6. デフォルト出力フォーマット - 「XML」を選択します。

      XML出力フォーマット・パラメータは、CSVフォーマットに加えた出力ですが、CSVフォーマットを変更せず、Oracle Enterprise Performance Management Cloudにストリームされません。

    7. レポートID - BI Publisherレポート抽出の作成ステップで定義されたカスタム・レポートのレポート・パスを指定します。

      たとえば、/Custom/MyReport.xdoと指定します

    8. スケジュール済プロセスからの送信使用可能 - 選択して有効にします。

      このオプションによって、ジョブを手動で起動でき、データ不一致の場合にジョブをトラブルシューティングできます。

      イメージは財務、サプライ・チェーン管理および関連アプリケーション用のエンタープライズ・スケジューラ・ジョブ定義およびジョブ・セットの管理ページを示します

  7. 「データ・モデル」コンポーネント・ペインの「パラメータ」で、パラメータの作成ページをクリックします。

  8. BI Publisherで定義されたカスタム・レポート・パラメータそれぞれのパラメータを、レポートに対して作成されたのと同じ順序で作成します。

    イメージはパラメータの作成ページを示します。

  9. パラメータ・ページで、必要に応じて、上/下矢印を使用してパラメータの順序を変更します。

    イメージはパラメータ・ページを示します。

  10. Oracle ERP Cloudで、「新規プロセスのスケジュール」を選択して、BI Publisherジョブを表示または送信します。

    イメージは名前の検索および選択ページを示します

    イメージはプロセスの詳細ページを示します。