Oracle HCM Cloudフィルタの定義

データ・ソースに関連付けられるOracle Human Capital Management Cloudソース・フィルタはいずれも、統合中に自動的に作成されます。「統合の編集」ページで、結果をフィルタ処理するための特定の基準を選択できます。

Oracle HCM CloudからPlanningモジュールまたは要員へのデータのインポートに使用するデータ統合については、フィルタを使用して結果を制限します。

データ・ソースに関連付けられるソース・フィルタはいずれも、統合中に自動的に作成されます。「統合の編集」ページで、結果をフィルタ処理するための特定の基準を選択できます。

Oracle HCM Cloudメタデータ・カテゴリに応じて、次のソース・フィルタが自動的に移入されます:

  • 発効日 - ツリーを有効にする日付を選択します。
  • 国別仕様データ・グループ - 国別仕様データ・グループは、給与および関連データをパーティション化する手段の1つです。企業が営業する国ごとに、少なくとも1つの法規制データ・グループが必要です。各法規制データ・グループには、1つ以上の給与法定単位が関連付けられます。
  • ツリー・コード - Oracle HCM Cloud内の階層のツリー・コード(組織や職階のように階層を持つオブジェクトの場合)
  • ツリー・バージョン - Oracle HCM Cloud内の階層のツリー・バージョン
  • 変更のみ - 抽出モードを制御します。有効なオプションは、「N」または「Y」です。

    次の表に、各種の抽出モードとその参照値、および説明を示します:

    モード 参照値 説明
    N すべての属性 抽出にはすべての値が含められます。完全な抽出が実行され、その時点での完全なデータ出力が生成されます。アーカイブされたデータは、ベースラインとして利用されます。
    Y 変更された属性 この抽出実行が以前の抽出実行と比較され、ベースラインと比較(それにより増分データを特定)することにより、変更されたデータのみが表示されます。

Oracle HCM Cloudフィルタを編集するには:

  1. 「データ統合」ホーム・ページから、Oracle HCM Cloud統合の右側にあるイメージは「選択」アイコンを示します。をクリックし、「オプション」を選択します。
  2. 「フィルタ」タブをクリックします。
  3. 編集するフィルタの名前を選択します。
  4. 「値」で、フィルタ条件を指定します。

    イメージは「フィルタ」ページを示します。

  5. 「保存」をクリックします。