Enterprise Profitability and Cost Managementでの「EPMプラットフォーム・ジョブ」ジョブ・タイプの使用

「EPMプラットフォーム・ジョブ」ジョブ・タイプを使用して、ジョブ名、ジョブ・タイプおよびパラメータを指定することによってEnterprise Profitability and Cost Managementジョブを実行します。ジョブの中には、ジョブ定義内に保存された一部またはすべての必須パラメータを使用して、対応するEnterprise Profitability and Cost Managementアプリケーションで定義する必要があるものがあります。これらのジョブ・タイプについては、パラメータをジョブ定義内で指定することも、実行時に上書きすることもできます。残りのジョブは、保存されたジョブ定義を使用せずに実行時にトリガーできます。

Enterprise Profitability and Cost Managementについてサポートされている「EPMプラットフォーム・ジョブ」ジョブ・タイプには、次のものが含まれます:

  • 計算モデル

  • 視点によるデータのクリア

  • 視点によるデータのコピー

  • POVの削除

ジョブ・タイプのパラメータが「ラベル」と「値」のペア(キー値のペア)として追加されます(「ラベル」は属性の名前であり、「値」は、この属性に割り当てられた値です)。

Table 12-9 Enterprise Profitability and Cost Managementの「EPMプラットフォーム・ジョブ」ジョブ・タイプのパラメータ

Enterprise Profitability and Cost Managementの「EPMプラットフォーム・ジョブ」ジョブ・タイプ 説明
ジョブ・タイプ

「ジョブ・タイプ」ドロップダウンから、EPMプラットフォーム・ジョブで実行するジョブ・タイプの値または変数を選択します。

「ラベル」/「値」フィールドで個々のラベルおよび値パラメータを指定することによって、ジョブ・タイプを絞り込むことができます。

ジョブ名

このジョブの実行で使用するジョブ名を指定します。

ラベル/値

ジョブ・タイプのパラメータが「ラベル」と「値」のペア(キー値のペア)として追加されます(「ラベル」は属性の名前であり、「値」は、この属性に割り当てられた値です)。

新しい「ラベル」/「値」のペアを追加するには、イメージはラベルの追加アイコンを示します。をクリックします。

「ラベル」/「値」のペアを削除するには、イメージはラベルの削除アイコンを示します。をクリックします。

計算モデル

選択したキューブで指定した視点に対して計算を実行します。このジョブ・タイプでは、複数のPOVを使用したバッチ計算がサポートされています。

これは非同期呼出しであるため、ジョブ・ステータスURIを使用して、操作が完了したかどうかを確認してください。

渡すことができるジョブ・タイプ・パラメータと値の詳細は、Enterprise Performance Management CloudのREST API計算モデルを参照してください。

パイプラインを使用して呼び出すことができるのは、Calculation Managerベースのビジネス・ルールのみです。Enterprise Profitability and Cost Managementベースのルールおよびルールセットはサポートされていません。

視点によるデータのクリア

選択したキューブで指定した視点のデータをクリアします。

渡すことができるジョブ・タイプ・パラメータと値の詳細は、Enterprise Performance Management CloudのREST API視点によるデータのクリアを参照してください。

視点によるデータのコピー

選択したキューブでソース視点から宛先視点にデータをコピーします。

渡すことができるジョブ・タイプ・パラメータと値の詳細は、Enterprise Performance Management CloudのREST API視点によるデータのコピーを参照してください。

POVの削除

視点に関連付けられたデータを計算キューブから削除します。

渡すことができるジョブ・タイプ・パラメータと値の詳細は、Enterprise Performance Management CloudのREST API視点の削除を参照してください。