パイプライン変数で代替変数を入力値として使用できます。既存の代替変数を使用することも、新しい代替変数を作成することもできます。代替変数は、Oracle Enterprise Performance Management CloudまたはOracle Essbaseデータ・ソースで定義され、定期的に変化する特定のメンバーのプレースホルダとして機能する変数です。
代替変数を操作するときの考慮事項:
代替変数を入力値として使用するには、すべてのキューブについて定義する必要があります。
既存の代替変数については、「検証タイプ」を「テキスト」に変更します。新しい代替変数については、「検証タイプ」を「テキスト」として割り当てます。
新しいパイプライン変数を追加し、パイプライン変数の入力値を代替変数として設定するには:
データ統合ホーム・ページから、パイプラインの右側にあるをクリックし、「パイプライン詳細」を選択します。
パイプライン・ページから、をクリックします
「変数」タブをクリックします。
新しい代替変数を入力変数として追加するには、をクリックします
変数エントリ・フィールドの空白行が表示されます。
変数リストの最下部までスクロールし、代替変数について次の値を追加します:
「変数名」で、代替変数名を指定します。
変数名は、ジョブ・パラメータとして参照できます。名前には20文字まで使用でき、スペースを含めることはできません。
「表示名」で、パイプライン変数の表示プロンプト名を指定します。
「表示順」で、代替変数の表示順を指定します。
パイプラインを実行するために代替変数の値が必要である場合は、「必須」を選択します。
「検証タイプ」ドロップダウンから、「テキスト」を選択します。
「デフォルト値」に、デフォルト値として&<Substitution Variable Name>を入力します(255文字まで)。
現在の月(1月)を表す代替変数CurrMonthを使用でき、それをメンバー選択としてレポートに挿入できます。変数と文字列値を作成して、データ・ソースで変数を作成します。その後、データ・ソースで変数の値をいつでも変更できます。
代替変数には、接頭辞として"&"が付きます(例: &CurrMonth)。
次の例では、代替変数"MYPER"は&CurMonthおよび&CurYr値を示します。
「保存」をクリックします。