レポート・キューブへのデータの移動

データ・マップを設定した後、データをレポート・キューブに移動できます。選択したデータ・マップはPlanningで検証され、マップされたPlanningディメンション・データはレポート・キューブのディメンションに移動されます。「ジョブ」でジョブのステータスを確認することもできます。

注:

ブロック・ストレージ・キューブと集約ストレージ・キューブの両方で親メンバーを動的な子に対して使用可能にし、動的メンバーを追加した場合、「データのプッシュ」を使用すると、データベースをリフレッシュせずにブロック・ストレージ・キューブから集約ストレージ・キューブにデータを移動できます。Planningの管理レポート・アプリケーションでのスマート・リストの同期を参照してください。

データをレポート・キューブに移動するには:

  1. レポート・キューブを作成します。
  2. データ・マップを作成します。
  3. 「アプリケーション」「データ交換」「データ・マップ」の順にクリックします。
  4. データ・マップの右側にある「アクション」アイコンをクリックし、「データのプッシュ」を選択します。

    データをクリアしてから移動するかどうかを確認します。

    • 「いいえ」をクリックすると、レポート・キューブの既存のデータに新しいデータが追加されます。このオプションを使用した場合、ターゲット・キューブ内のデータはクリアされません。

      スマート・リストをディメンションにマップする場合、スマート・リストのラベルはレポート・キューブのメンバー名または別名に一致する必要があります。「データのプッシュ」は、スマート・リスト・エントリ名には使用できません。

    • 「はい」をクリックすると、ターゲット・キューブにデータを移動する前に、ターゲット・キューブ内のデータがクリアされます。

      ターゲットが集約ストレージ・レポート・キューブである場合は、データをクリアおよび移動する際に次の点に留意してください。

      • ターゲット・レポート・キューブで一致する名前のないメンバーは無視されます。

      • このオプションはメンバー名にのみ機能し、メンバーの別名には機能しません。

      • このオプションを使用すると、計算スクリプトの長さ制限を超える可能性があるため、データ・マップのメンバーを選択する場合は、(子などの)メンバー関係を使用する際に注意してください。

      • メンバー関係を使用する場合、このオプションによりソースPlanningキューブのレベル0メンバーのリストが展開されます。ソース・キューブの少なくとも1つのメンバー名がレポート・キューブのメンバーに一致すれば、このオプションはエラーなしで続行されます。メンバーが1つも一致しない場合は、オプションを続行できません。

      ターゲットがブロック・ストレージ・レポート・キューブである場合は、正常に続行するには、次の条件を満たしたうえでデータをクリアおよび移動する必要があります。

      • メンバー関係を使用する場合、ソース・キューブのすべてのメンバー名がレポート・キューブのすべてのメンバー名に一致する必要があります。

      • スマート・リストをディメンションにマップする場合、ソース・キューブのすべてのスマート・リスト・エントリがレポート・キューブのすべてのメンバー名に一致する必要があります。

      • スマート・リストをディメンションにマップする場合、ソースPlanningキューブのスマート・リスト・エントリ・ラベルがレポート・キューブのメンバー名に一致する必要があります。スマート・リスト・エントリ・ラベルがレポート・キューブのメンバー名に一致しない場合は、スマート・リスト・エントリ名がレポート・キューブのメンバー名に一致する必要があります。

      これらの条件を満たさないかぎり、データのクリアおよび移動操作を続行できません。