予算改訂および予算管理との統合について

予算改訂により、プランナはEPM Planning財務で承認済予算を改訂できます。Oracle ERP Cloudの予算管理モジュールと統合すると、現在の消費の表示、提案された予算変更がすでに消費済の予算を下回らないことの確認、および予算変更を更新して使用可能資金に影響を与えることができます。予算変更が引き当てられて承認されると、プランナは現在の承認済予算残高をドリルダウンして、予算管理で予算改訂詳細を表示できます。

予算管理がない場合でも、予算改訂を使用して予算改訂を作成および移入し、機能を拡張して他のERPソリューションと統合することで改訂を共有できます。

データ統合を使用して、EPM Planning財務予算管理の間で予算改訂の統合を推進します。データ統合で提供されるソリューションによって、EPM Planning財務のお客様は、予算管理データ・モデルからターゲット・ディメンションにマップできるようになります。また、他のマッピングを必要に応じてビジネス要件に合うように適用するなどして、これらの統合を構成および拡張することもできます。

この統合により、完全なプランニングおよび改訂サイクルが、EPM Planning財務予算管理の間で統合されます:

  • プランニングおよび予測プロセスを使用してEPM Planning財務で当初予算を作成し、この当初予算を予算管理にプッシュします。

  • 予算改訂を作成し、EPM Planning財務内から採用済予算の残余予算をチェックして、提案している予算改訂が予算管理で設定された管理を満たしていることを確認します。

  • EPM Planning財務内から予算管理の残余予算を引き当てて、予算管理の予算残高を更新します。

  • EPM Planning財務の「現在の承認済予算」フォームの承認済予算から予算管理までセル・レベルでドリル・スルーして、残高を構成する予算改訂トランザクションを確認します。

予算管理の詳細は、公共部門での財務の使用Enterprise Performance Managementを参照してください。