各モジュールについてプランの時間枠および粒度を構成できます。モジュールや年ごとに異なる時間枠と粒度を設定できます。
プランの時間枠および粒度を構成するには:
最初の年の「予測」に対するプランニング基準として「四半期ごと」を選択すると、該当期間でのみ予測データの入力が許可されるように、指定された有効な交差が設定されます。現在の月より前の四半期予測期間は更新できません。四半期ごとのプランニングを有効にした場合は常に、代替変数OEP_CurQtrが提供されます。
最初の年の「予測」に対するプランニング基準として「四半期ごと」を選択すると、現在の月が四半期の最後の月の場合に財務で現在の四半期をどのように判別するかを選択できます。
現在の月が四半期の最後の月の場合は、財務で現在の四半期をどのように定義するかについて、「プランニングと予測の準備」でオプションを選択します:
ノート:
財務について、週次プランニングを有効化した場合、オプションで「過去の期間(読取り専用)」を選択できます。このオプションを選択した場合、週次レベルの過去の期間は予測シナリオに対して読取り専用になります。たとえば、「現在の年」がFY21で、「今月」が「3月」、「現在の週」がWeek10の場合、「過去の期間(読取り専用)」を選択すると、FY21のWeek1から10が編集できなくなります。
財務で週次プランニングが有効化されている場合、このチェックボックスは「予測」タブにのみ表示されます。
財務について、ローリング予測を有効にした場合、「ローリング予測」をクリックして、継続的なプランニングのための基準を選択します。プランニング頻度(「月次」または「四半期ごと」)、期間数、および実績期間数を選択します。
財務の場合、週次プランニング頻度を選択し、13、26または52週のどの週次レベルでプランニングするかを選択することもできます。
実績期間数では、フォームおよびダッシュボードにローリング予測期間と組み合せて表示する実績データの期間数を定義します。
「ローリング予測範囲」は、選択した値に基づいて更新されます。
53週の12期間カレンダを使用している場合、「ローリング予測範囲」は、対象の範囲に週53が含まれるように更新されます。
ローリング予測を構成するとき、プランニング頻度と期間数に基づいてフォームおよびダッシュボードが設定されます。現在のプランニング期間を変更すると、ローリング予測のフォームおよびダッシュボードが更新されます。期間が追加または削除されて、新しいローリング予測範囲を反映して実績期間が更新されます。
標準予測とローリング予測を組み合せて使用してプランニングできます。
財務の週次プランニングを有効化した場合、現在の週を指定します。この値は毎週更新する必要があります。
「予算の改訂」を有効にした場合、「採用済予算」タブをクリックして、採用済予算の各年のプランニング基準を指定します。これにより、予算改訂に許可される時間枠が決まります。これは、予算サイクルに許可される時間枠と異なる場合があります。
この構成タスクによって、必須代替変数がすべて設定されます。
ヒント:
ルールを作成または編集してプランニングおよび予測タスクをカスタマイズする場合、[[PlanningFunctions.getModuleStartPeriod("ModuleName","ScenarioName")]]
および[[PlanningFunctions.isPlanStartYearSameAsCurrentFiscalYear("ModuleName")]]
のようにルールでPlanning数式を使用して、構成済の時間範囲情報を呼び出すことができます。
モジュール名は大小文字を区別せず、二重引用符で囲む必要があります。
資本
財務
プロジェクト
要員
Oracle Enterprise Performance Management Cloud Calculation Managerでの設計のシナリオを参照してください。