プロジェクト・プランニングと予測の準備

各モジュールについてプランの時間枠および粒度を構成できます。モジュールや年ごとに異なる時間枠と粒度を設定できます。

プランの時間枠および粒度を構成するには:

  1. 「現在の会計年度」で現在の会計年度を選択します。
  2. 「期間」から、現在の実績月を選択します。 13期間アプリケーションの場合は、現在の期間を選択します。この値は毎月更新する必要があります。
  3. 「プラン開始年」には、プランナが現在の会計年度と次の計年度のどちらでプランニングを行うかを指定します
  4. 「プラン」「年」列を順にクリックして、構成する年数を選択します。たとえば、10年のアプリケーションの最初の5年間を構成するには、5年間を選択します。
  5. 構成する各年のプランニングの基準を選択します。毎年同じ間隔でプランを準備する場合は、「すべて」をクリックしてから間隔(たとえば「月次」)を選択します。年によって異なる間隔でプランを準備する場合は、各年の行で間隔を選択します。たとえば、FY20では月ごと、FY21では四半期ごとにプランニングする場合、FY20の行では「月次」、FY21の行では「四半期ごと」を選択します。 13期間アプリケーションの場合は、「月次」のかわりに「13 期間」を選択します。
  6. 「予測」をクリックし、これまでの手順を繰り返して予測の基準を指定します。

    最初の年の「予測」に対するプランニング基準として「四半期ごと」を選択すると、該当期間でのみ予測データの入力が許可されるように、指定された有効な交差が設定されます。現在の月より前の四半期予測期間は更新できません。四半期ごとのプランニングを有効にした場合は常に、代替変数OEP_CurQtrが提供されます。

    最初の年の「予測」に対するプランニング基準として「四半期ごと」を選択すると、現在の月が四半期の最後の月の場合にプロジェクトで現在の四半期をどのように判別するかを選択できます。

    現在の月が四半期の最後の月の場合は、プロジェクトで現在の四半期をどのように定義するかについて、「プランニングと予測の準備」でオプションを選択します:

    • 「予測で現在の期間をロック」を選択した場合、プロジェクトでは次の四半期が使用されます。たとえば、現在の月が3月で、このオプションを選択した場合、プロジェクトでは現在の四半期をQ2として定義します。
    • 「予測で現在の期間をロック」をクリアした場合、プロジェクトでは現在の四半期が使用されます。たとえば、現在の月が3月で、このオプションをクリア(選択を解除)した場合、プロジェクトでは現在の四半期をQ1として定義します。

    ノート:

    • 「予測で現在の期間をロック」は、最初の年の予測に対するプランニングの基準として四半期を選択している場合にのみ使用可能になります。
    • モジュールごとに「予測で現在の期間をロック」のオプションを選択できます。
  7. プロジェクトについて、ローリング予測を有効にした場合、「ローリング予測」をクリックして、継続的なプランニングのための基準を選択します。プランニング頻度(「月次」または「四半期ごと」)、期間数、および実績期間数を選択します。

    実績期間数では、フォームおよびダッシュボードにローリング予測期間と組み合せて表示する実績データの期間数を定義します。

    「ローリング予測範囲」は、選択した値に基づいて更新されます。

    ローリング予測を構成するとき、プランニング頻度と期間数に基づいてフォームおよびダッシュボードが設定されます。現在のプランニング期間を変更すると、ローリング予測のフォームおよびダッシュボードが更新されます。期間が追加または削除されて、新しいローリング予測範囲を反映して実績期間が更新されます。

    標準予測とローリング予測を組み合せて使用してプランニングできます。

この構成タスクによって、必須代替変数がすべて設定されます。

ヒント:

ルールを作成または編集してプランニングおよび予測タスクをカスタマイズする場合、[[PlanningFunctions.getModuleStartPeriod("ModuleName","ScenarioName")]]および[[PlanningFunctions.isPlanStartYearSameAsCurrentFiscalYear("ModuleName")]]のようにルールでPlanning数式を使用して、構成済の時間範囲情報を呼び出すことができます。

モジュール名は大小文字を区別せず、二重引用符で囲む必要があります。

  • 資本

  • 財務

  • プロジェクト

  • 要員

Oracle Enterprise Performance Management Cloud Calculation Managerでの設計シナリオを参照してください。