要員は、カスタム・テンプレートであるOWP_Custom Templateを提供します。このテンプレートには、サポートされているルールごとに2つの空白のスクリプト・ブロックがあり、サポートされているルールをカスタマイズできます。たとえば、従業員を異動したり従業員のジョブを変更するときに、スクリプト・ブロックを使用してカスタムの従業員プロパティを含めます。
OWP_Custom Templateは更新の対象とは見なされないため、カスタムの柔軟なコードを1箇所で記述して保守できます。たとえば、カスタム・テンプレートを使用すると、「ジョブの変更」や2ステップの「異動」ルールを実行するときに、「勘定科目」ディメンションに追加したカスタムの従業員プロパティがターゲット・ジョブにコピーされます。OWP_Custom Templateでカスタマイズを実行するため、提供される他のルールやテンプレートを編集する必要がありません。これにより、実行したカスタマイズを再適用する必要がないため、提供される他のルールやテンプレートを更新時に容易に保守できます。
次のルールはOWP_Custom Templateをサポートしており、カスタム・スクリプト・ブロックに対するすべての変更を読み取ります。
次のテンプレートは、カスタム・プロパティをコピーするために変更する必要はありません。かわりに、OWP_Custom Templateを使用してください。
Note:
新しいカスタム・プロパティを追加した後、プロパティが親のOWP_Workforce Planning Accounts for Formsの下位に共有メンバーとして追加され、フォームに表示されていることを確認します。変更を行った後にデータベースをリフレッシュします。詳細は、従業員プロパティの追加についてを参照してください。
カスタム・テンプレートのOWP_Custom Templateを使用するには:
スクリプト・ブロックの説明によって、スクリプト・ブロックの使用方法の詳細を参照できます。
たとえば、カスタムの従業員プロパティ「採用日」をサポートするようにOWP_Change Jobルールをカスタマイズするには、ジョブの変更スクリプト1で次のように変更を行います:
FIX("No Property") "OWP_Action" ( IF ( @ISMBR( {Year})) IF ( "Fiscal TP-Index" >= @MEMBER(@CONCATENATE("HSP_ID_", @HspNumToString({StartMonth})))->"Fiscal TP-Index") "Hire Date"->{TargetJob} = "Hire Date"; ENDIF ELSE "Hire Date"->{TargetJob} = "Hire Date"; ENDIF ; ) ENDFIX