従業員マスター・データの入力

「分割資金調達FTE」を有効にするとき、「従業員マスター・データ」フォームで各従業員のマスターFTE値も入力する必要があります

ホームページで「要員」「報酬プランニング」「従業員の管理」「従業員マスター・データ」の順にクリックします。

各会計年について、定義した周期性でマスターFTEを入力します。マスターFTEは「分割資金調達FTE」を使用する場合に必須です。

Tip:

「従業員マスター・データ」フォームに有効なすべての年の列が表示されます。複数の期間のFTEの入力しやすくするには、YearTotalのデータを入力します。値が期間に分散されます。期間を拡張して、特定の月または四半期のデータを変更できます。

「エンティティ」ディメンションの新規メンバーOEP_Home Entityに、マスターFTE値が格納されます。OEP_Home Entityは、「要員」キューブおよび「要員」レポート・キューブで有効です。管理者以外の誰かがマスターFTE値を入力または編集する場合、OEP_Home Entityへの書込みアクセス権を確実に付与してください。

Tip:

データ・インポート・テンプレートを使用して、マスターFTE値を従業員にすばやくロードできます。要員データのインポートを参照してください。

ノート: 従業員の合計割当済FTE値が様々なプロジェクト(または他のカスタム・ディメンション)で変更される場合、合計割当済FTEと一致するようにマスターFTE値を更新して、計算が正しいことを確認してください。

マスターFTEが変更された場合、「定義の同期」ルールを実行します。

マスターFTEが合計割当済FTEと一致することの確認に役立つように、管理者は「FTE割当分析」フォームを確認して、マスターFTEと比較してFTEが割当不足であるか割当過剰であるかを確認できます。(ホームページで「要員」「報酬プランニング」「検証」「FTE割当分析」の順にクリックします。)このフォームからデータを取得するには、データ・マップ「レポート用の人数およびFTEデータ」を実行します。正の値はFTEが割当不足であることを意味し、負の値はFTEが割当過剰であることを意味します。マスターFTEまたは割当済FTEを更新して、割当不足または割当過剰を解決できます。

新規採用のノート:

  • 新規採用にはFTE比率が適用されます。
  • 新規採用に対して、OEP_Home EntityにマスターFTE値を入力する必要はありません。「要員」の計算で、新規採用のFTEはマスターFTEであると仮定されます。