プロジェクトの追加およびプロジェクト詳細の入力

プロジェクト仮定を定義した後、プロジェクトを追加し、プロジェクト詳細を入力します。一部のプロジェクト属性は事前定義されていますが、「プロジェクトの詳細」でこれらの属性を変更できます。次のいずれかのプロジェクト・タイプを選択できます:

表6-2 プロジェクト・タイプ

プロジェクト・タイプ 説明

契約プロジェクト・アイコン契約プロジェクト

収益生成のプロジェクトを管理します。収益生成の方法が異なる3つのタイプのプロジェクトが含まれます:
  • 実費清算プロジェクト(労務、設備、材料を含む)

  • 固定価格プロジェクト

  • コスト加算プロジェクト

契約プロジェクトのみが、収益を計画できるプロジェクトです。

間接プロジェクト・アイコン間接プロジェクト

費用ドリブン内部プロジェクト(ITやメンテナンスなど)を管理します。

資本プロジェクト・アイコン資本プロジェクト

資産を計上できるようにして、資産に関連するプロジェクトを管理します。

プロジェクトの追加

新規プロジェクトを追加するには:

  1. 「プロジェクト・サマリー」 プロジェクト・サマリー・アイコンをクリックします。

  2. 追加するプロジェクトのタイプに対応する垂直タブ(「契約」「間接」または「資本」)を選択し、「プロジェクト詳細」をクリックします。

    表示されるのは、有効になっているプロジェクト・タイプに対応するタブのみです。

  3. 「アクション」メニューで、「プロジェクトの追加」を選択します。

  4. プロジェクトの名前、説明、開始日および終了日を入力します。

  5. 管理者がEPM Planningプロジェクトとプロジェクト管理の統合を有効にしている場合は、プロジェクト番号を入力し、プロジェクトに関連付けるプロジェクト管理テンプレートを選択します。プロジェクト番号は25文字以下にする必要があります。このプロジェクト番号は後で変更しないでください。
  6. プロジェクトの詳細を追加します。プロジェクトの詳細は、プロジェクト・タイプによって異なります。

    契約プロジェクトの場合、プロジェクト・タイプ(実費清算、固定価格、コスト加算)を指定する必要もあります。契約プロジェクトで収益が有効になっている場合は、次の情報も指定します:

    • 収益認識 - 収益がいつ認識されるか:
      • 「月次」「四半期ごと」または「半期ごと」
      • 完了後
      • 請求時 - この手法を選択した場合、「収益義務詳細」フォームで収益認識の期間と年も指定する必要があります。収益認識義務詳細の定義を参照してください。
      • 履行義務 - 契約の実際の完了に基づく完了比率手法に基づいて収益を認識できます。義務履行詳細と、トランザクション価格を決定する%配賦を定義することで、認識済収益をシミュレートできます。この手法を使用すると、契約プロジェクトのUS GAAP ASC 606およびIFRS 15要件をシミュレートできます。この手法を選択した場合、「収益義務詳細」フォームで、履行義務詳細、収益認識パーセンテージ、および収益認識の期間と年を指定します。収益認識義務詳細の定義を参照してください。
    • 収益キャッシュ・フロー発生 - 収益キャッシュ・フローの認識方法。

注:

プロジェクトの設定で「上書きレート」「はい」に設定されている場合、プランナは、収益ドライバおよび費用ドライバの設定時に(管理者が設定した)グローバル標準レートを上書きできます。

チュートリアル

チュートリアルには、トピックの学習に役立つ一連のビデオやドキュメントを使用した手順が用意されています。

目的 方法の学習
この30分のチュートリアルでは、間接プロジェクトを追加し、標準のレートおよび作業時間の仮定を定義する方法を示します。

チュートリアル・アイコン 間接プロジェクトの追加