集約ストレージについて

集約ストレージとは、多数の潜在的に大きなディメンションに分類されている大規模な疎に分散したデータをサポートする、データベース・ストレージ・モデルです。選択されたデータ値は集約および保管され、一般的に集約時間が改善されます。ストレージのタイプには、この集約ストレージの他にブロック・ストレージ(密/疎構成)があります。

集約ストレージ・アウトラインのキューブの特性

  • 集約ストレージ・データベースではXREFが生成されません。XREFは、ブロック・ストレージ・データベースでのみ生成できます。

  • アプリケーションでは、すべての基本ディメンションが集約ストレージ・データベース上に必要なわけではないため、承認ディメンションが欠落している場合、承認が集約ストレージ・データベースに適用されないことがあります。この場合は、通常のセキュリティが適用されます。

  • 動的時系列のメンバーは、集約ストレージ・アプリケーションの期間ディメンションには適用できません。

  • セキュリティ・フィルタの作成およびリフレッシュは、集約ストレージ・データベースに適用できません。

トラブルシューティング

集約ストレージ・レポート・キューブのパフォーマンスには、キューブのスライス数、キューブのアウトライン、キューブのディメンションのタイプなど、多くの要因が影響を及ぼします。Oracle Enterprise Performance Management Cloudオペレーション・ガイド集約ストレージ・オプション・キューブの最適化を参照してください。