タイルは、キューブから特定の値を選択して表示できるチャート・タイプです。フォームをデータ・ソースとして使用する以外に、タイルに値を提供するセル交差を直接入力することもできます。デフォルトでは、最初はコンポーネントに6個のタイルが表示されますが、コンポーネントには最大10個のタイルを表示できます。タイルをデータに関連付けるまで、サンプル・データが表示されます。
フォームをタイルのデータ・ソースとして使用する場合:
Note:
場合によっては、フォーム内で、グリッドとして表示されたときに最初の列が縮小される(非表示になる)ことがあります。ただし、タイルがフォームからその値を取得する際には、縮小された列も考慮されます。フォーム定義を更新し、タイルに表示するセルのみを含むフォームをデータ・ソースとして使用することをお薦めします。
タイルのデータ・ソースとしてセル交差を使用する場合は、1つのオブジェクトにつきタイルを1つのみ含めることができます。
次の表は、タイル・チャート・タイプに設定できるオプションを示しています。値の表示は、タイルの水平方向で左、中央、右に設定することができます。また、複数通貨アプリケーションでは、通貨記号または通貨コードがタイルに表示されることにも注意してください。
Table 13-14 タイル・チャート・タイプのプロパティ
設定 | 説明 |
---|---|
値のスケール |
大きい数字で特に便利なのは、値の表示方法を指定できることです。たとえば、値が1,689,000の場合に、スケーリング・オプションとして「K - 千」を選択すると、チャートにはこの値が1,689Kと表示されます。 スケール・オプション:
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テキストの配置 |
テキストの配置オプション:
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カウント |
コンポーネントに表示されるタイルの数(最大10個) |
表示 |
凡例表示オプション:
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位置 |
凡例配置オプション:
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凡例のフォント・サイズ | 凡例のフォント・サイズを大きくしたり、小さくします。 |
値のフォント・サイズ | 値のフォント・サイズを大きくしたり、小さくします。 |
Note:
ダッシュボード2.0では、セル詳細はサポートされていません。かわりに、セル詳細のより高度なバージョンであるクイック分析をデータ・ソースとして使用することをお薦めします。セル詳細を使用するコンポーネントを含むダッシュボードをダッシュボード2.0に変換する場合は、セル詳細をデータ・ソースとして使用するコンポーネントを削除し、クイック分析をデータ・ソースとして使用するコンポーネントを再作成します。