データ・ロード設定の管理

パラメータを指定して、アプリケーション・データベースにデータを直接ロードできるようにします。必要に応じて、ドライバ・ディメンションの一意の識別子に基づいて親ディメンション・メンバーの子メンバーに詳細をロードする場合、拡張設定を使用できます。

たとえば、開始日、職階、給与基準および支払タイプとともに勘定科目データを従業員ディメンション・メンバーにロードできます。人事データには新規従業員と既存の従業員のプレースホルダが含まれているため、次のような拡張設定も設定できます:

  • データ・ロード・ディメンションの親: 新規従業員、既存の従業員

  • 新規従業員の一意の識別子: 開始日、職階

  • 既存の従業員の一意の識別子: 給与基準、支払タイプ

データ・ロード時に、新規従業員と既存の従業員の子メンバーにデータ更新がないかどうかが評価されます。一意の識別子である開始日、職階、給与基準および支払タイプにより、既存のデータ・ロード・ディメンション値が更新されるか、新規値が追加されるかが判別されます。つまり、一意の識別子のデータ値が同じ場合はデータが更新され、データ値が異なる場合は次に使用可能な子メンバーが使用されます。

データをロードするためのパラメータを指定するには:

  1. ホーム・ページで「ナビゲータ」「ナビゲータ」アイコンをクリックし、「統合」で、「データ・ロードの設定」をクリックします。
  2. 「データ・ロード・ディメンション」で、アプリケーション用にデータがロードされるディメンション(従業員など)を選択します。
  3. 「ドライバ・ディメンション」で、「メンバーの選択」アイコンをクリックし、データのロード先のディメンションを選択します。

    たとえば、データを従業員にロードする場合、ドライバ・ディメンションには勘定科目を使用できます。

  4. ドライバ・ディメンションのメンバーを選択します。

    たとえば、ドライバ・ディメンションが勘定科目である場合、ドライバ・ディメンション・メンバーには開始日、等級、職階、給与基準および支払タイプを組み込むことができます。

  5. オプション: 拡張設定を使用するには、次のステップに従います。
    1. 「新規行の追加」アイコンをクリックして行を追加します。
    2. 新規フィールドの右側で、「データ・ロード・ディメンションの親の選択」アイコンをクリックし、親メンバーを選択します。

      メンバーの選択の詳細は、メンバー・セレクタの使用を参照してください。

    3. 親メンバーの右側にある「ドライバ・ディメンションの一意の識別子」の下で、メンバーを一意の識別子として選択します。(このフィールドで選択したメンバーは、ページの上部にある選択済ドライバ・ディメンション・メンバーのリストに追加されます。)

      各親メンバーには、少なくとも1つの一意の識別子メンバーを含める必要があります。これらの識別子メンバーにより、既存のデータ・ロード・ディメンション値が更新されるか、新規値が追加されるかが判別されます。

    4. 必要に応じて、前述のステップを繰り返して、行の追加を続行します。
    5. 行を複製または削除するには、行内をクリックし、「行の複製」アイコンまたは「行の削除」アイコンをクリックします。