アプリケーション・ディメンション別名の有効化

タスク・マネージャのアプリケーション・ディメンション別名のサポートを有効にできます。アプリケーション内で、管理者は、システム・ディメンションおよびユーザー定義のディメンション・メンバーに代替名(つまり、別名)を割当てできます。アプリケーションでは、ディメンション・メンバーごとに、デフォルトの別名を含めて、最大30個の別名を付けることができます。Financial Consolidation and Closeの管理別名表の操作を参照してください。

有効にすると、年ディメンションおよび期間ディメンションでは、ユーザーの優先別名表の選択およびメンバー名表示プリファレンスに基づいて、代替別名表のラベルがユーザーに表示されます。別名ラベルは、リスト・ページの列、フィルタ・バーおよびダッシュボード表示に表示されます。ユーザーは、「ユーザー・プリファレンス」 > 「一般」 > 「別名設定」で、別名表の選択およびメンバー名表示プリファレンスを設定できます。Financial Consolidation and Closeの操作メンバー名または別名の表示の設定を参照してください。

注:

年ディメンションはYear (年)からYears (年)に名前が変更され、そのメンバーは会計年度フォーマット(FY00)になります。

ディメンション別名のサポートが無効になっている場合、Years (年)はYear (年)に戻され、数値(たとえば、2024、2025など)として表示され、期間はデフォルトのメンバー名で表示されます。ユーザーの優先別名表の選択に関係なく、このように表示されます。

ディメンション別名を有効または無効にするには:

  1. 「アプリケーション」 > 「タスク・マネージャ」 > 「システム設定」に移動します。

    システム設定の管理ページが表示されます。

  2. 「ディメンション別名」をクリックし、「ディメンション別名サポートの使用可能」オプションを選択します。ディメンション別名を無効にするには、このオプションをクリアします。

    注:

    ディメンション別名のサポートは、タスク・マネージャのシステム設定内で構成されます。

このオプションを有効または無効にすると、アプリケーション上のデータベースがリフレッシュされます。「ディメンション・メタデータのリフレッシュ」ジョブが開始され、メタデータがコピーされます。

次のジョブは、トリガーされた場合にキューに登録される可能性があります:

  • LCMインポート
  • LCMエクスポート
  • タスクのインポート
  • レポートのインポート

年の値がFY00フォーマットから数値フォーマットに、またはその逆に変更される可能性があるため、「ディメンション・メタデータのリフレッシュ」ジョブが完了するまで、先行するジョブはブロックされます。

データベースがリフレッシュされた後、別名のサポートを表示するには、サインオフしてからサインインする必要があります。アプリケーション・ディメンション定義にあわせてすべてのディメンションが再調整されます。年ディメンションおよびメンバーへのすべての参照が自動的に更新されます。年ディメンションの参照方法に応じて、カスタム・レポート定義の改訂が必要になる場合があります。