Count

Countは、数値、行、列またはセルの集合にある値の個数を戻す算術関数です。Countでは、個数の取得時に#MISSING値および#ERROR値は除外されます。関数の構文:

Count (arguments)

ここで、argumentsは、次の1つ以上の引数を取ります:

表B-9 Count関数の引数

引数 説明

数値

数値。たとえば、Count (10, 20, 30)は、値3を戻します。数値には、小数および負数も使用できます。

行、列またはセルの参照

グリッド内の行、列またはセルへのポインタ。参照の指定にはいくつかの方法があります。参照構文: GridName.GridElement[segment(range)].Property

関数

埋込み関数

例:

  • 次の例は、3つの行1、6、8にある値の個数を戻します。

    Count(row[1], row[6], row[8])
  • 次の例は、3つの列にある値の個数を戻します。

    Count( column[E], column[G], column[I] )
  • 次の例は、行4と列Dが交差するセルにある値の個数を戻します。

    Count(cell[D,4]) 
  • 次の例は、グリッド5の集約行3にある値の個数を戻します。

    Count(grid1.row[3])