AverageA

AverageAは、数値、行、列またはセルの集合の平均を戻す算術関数です。AverageAの計算には、#MISSINGおよび#ERRORのセルも含まれます。これらのセルは、平均を求める際にゼロ値として処理されます。

注:

#MISSINGのセルと#ERRORのセルは、抑制されていない行や列の場合にのみ、計算に含まれます。

関数の構文:

AverageA(arguments) or AvgA(arguments)

ここで、argumentsは、次の1つ以上の引数を取ります:

表B-8 AverageA関数の引数

引数 説明

数値

数値。たとえば、AverageA (10, 20, 30)は、値20を戻します。数値には、小数および負数も使用できます。

行、列またはセルの参照

行、列またはセルへのポインタ。参照の指定にはいくつかの方法があります。参照構文: GridName.GridElement[segment(range)]. Property

たとえば、AvgA(Grid1.row[4(3:5)])は、フォームgrid1、行セグメント4、3から5までの範囲の平均値を戻します。

関数

埋込み関数

次の例では、グリッドに値10、20、30および#ERRORがある4行が含まれます。5行目にある次の式は、値15を戻します:

AverageA([1:4])