レポート・アプリケーションの作成

レポート・アプリケーションは、1つのキューブと、すぐに起動して実行する必要があるコア・コンポーネントで構成される基本アプリケーションです。より複雑なビジネス・ロジックが必要であると後から判断した場合は、レポート・アプリケーションを標準またはEnterpriseアプリケーションに変換できます。

レポート・アプリケーションは:

レポート・アプリケーションのデフォルトのディメンションと特性:

  • 勘定科目: ルート・メンバーのみ提供されます。

  • エンティティ: ルート・メンバーのみ提供されます。

  • 期間: セットアップ中に提供された回答に基づいてメンバーが作成されます。ユーザーは代替階層を後で追加できます。期首残高および「年合計」期間が提供されます。

  • 年: 年、履歴および将来の年の数が、アプリケーションの作成時に選択した値に基づいて分割されます。親であるすべての年が提供されます。後で年を追加できます。年のデフォルト数は10です。

  • シナリオ: 「プラン」、「実績」、「予測」、「差異」および「差異コメント」の5つのシナリオが用意されています。

  • バージョン: 「ベース」、「What If」および「最終」の3つのバージョンが用意されています。ベース(子メンバー)+What If(子メンバー)=最終(親メンバー)などの階層バージョンが許可されます。

注:

汎用メンバーはディメンションに追加されません。

レポート・アプリケーションを作成するには:

  1. 「レポート」をクリックします。
  2. アプリケーションの名前と説明を入力します。

    注:

    必ず、命名規則に記載されているアプリケーションの命名規則に従ってください。

  3. アプリケーションには、プランニング・プロセスの初期フレームワークを作成するために選択できる設定オプションが用意されています。選択するオプションを決定する際に詳細情報が必要な場合は、設定オプションの選択を参照してください。
  4. サマリー画面を確認し、選択した設定が正しい場合は「作成」をクリックします。

アプリケーションを作成したら、次のステップを実行して移入します: