レポート・アプリケーションは、1つのキューブと、すぐに起動して実行する必要があるコア・コンポーネントで構成される基本アプリケーションです。より複雑なビジネス・ロジックが必要であると後から判断した場合は、レポート・アプリケーションを標準またはEnterpriseアプリケーションに変換できます。
レポート・アプリケーションは:
1つのキューブで構成されます
さらにディメンションを追加できます
MDXメンバー式のみ許可します
ビジネス・ルール、マップ・レポート、データのコピー、バージョンのコピー、為替レートまたは通貨換算はサポートしません
標準またはEnterpriseアプリケーションに変換できます
注:
レポート・アプリケーションを標準アプリケーションに変換するには、標準アプリケーションへの変換を参照してください。
レポート・アプリケーションをEnterpriseアプリケーションに変換するには、標準アプリケーションまたはレポート・アプリケーションのEnterpriseアプリケーションへの変換を参照してください。
レポート・アプリケーションのデフォルトのディメンションと特性:
勘定科目: ルート・メンバーのみ提供されます。
エンティティ: ルート・メンバーのみ提供されます。
期間: セットアップ中に提供された回答に基づいてメンバーが作成されます。ユーザーは代替階層を後で追加できます。期首残高および「年合計」期間が提供されます。
年: 年、履歴および将来の年の数が、アプリケーションの作成時に選択した値に基づいて分割されます。親であるすべての年が提供されます。後で年を追加できます。年のデフォルト数は10です。
シナリオ: 「プラン」、「実績」、「予測」、「差異」および「差異コメント」の5つのシナリオが用意されています。
バージョン: 「ベース」、「What If」および「最終」の3つのバージョンが用意されています。ベース(子メンバー)+What If(子メンバー)=最終(親メンバー)などの階層バージョンが許可されます。
注:
汎用メンバーはディメンションに追加されません。
レポート・アプリケーションを作成するには:
アプリケーションを作成したら、次のステップを実行して移入します:
インポート機能を使用して、メタデータをインポートします。メタデータのインポートを参照してください。
ソース・システムからデータをインポートして、データを移入します。データのインポートとエクスポートを参照してください。