データ・マップおよびカスタム・ディメンションについて

データ・マップ内の一部の戦略モデリング・アカウントがカスタム・ディメンションに関連付けられているが一部は関連付けられていないときにデータ・マップを定義する場合、次の点に注意してください。

Planningから戦略モデリングへのデータ・マップを作成する場合、データは次のルールに基づいて移動します。

  • 戦略モデリング内のディメンションのルートが詳細マッピングの一部である場合:

    • このディメンションの適用が可能な勘定科目の場合、ルート・ディメンションのマッピングは無視されます。(データを有効な勘定科目のルートに書き込むことはできません。)

    • このディメンションの適用が不可能な勘定科目の場合、ルート・ディメンションのマッピングが考慮されます。(存在しないリーフ・メンバーにデータを書き込むことはできません。)

    • 戦略モデリング内にメンバーがないディメンションの場合、データは常にルートに書き込まれます。(使用可能な唯一のメンバーはルート・メンバーです。)

  • 戦略モデリング内のディメンションのルートが詳細マッピングの一部でない場合:

    • このディメンションの適用が可能な勘定科目の場合、データの移動はデータ・マップ定義に定義されているとおりに行われます。(データは、マッピング内のすべてのメンバーに書き込むことができます。)

    • このディメンションの適用が不可能な勘定科目の場合、ターゲット内の各メンバーがルート・ディメンションに置き換わります。すべてのメンバーの集約データが、戦略モデリング・ディメンションのルートに移動します。

      これが求める動作ではない場合、Planning内の適切なメンバーを戦略モデリング内のルート・ディメンションに確実にマップしてください。

  • ディメンションがマップされていないディメンションの一部である場合(ターゲットの場合):

    • このディメンションの適用が可能な勘定科目の場合、ターゲットに定義されているメンバーにデータがプッシュされます。

    • このディメンションの適用が不可能な勘定科目の場合、ルートにデータがプッシュされます。

戦略モデリングからPlanningへのデータ・マップを作成する場合、データは次のルールに基づいて移動します。

戦略モデリング内のディメンションのルートが詳細マッピングの一部である場合:

  • カスタム・ディメンションに複数の選択メンバーがある場合、カスタム・ディメンションのルートは、カスタム・ディメンションが有効ではないメンバーにのみ適用できます。

  • カスタム・ディメンションが有効な場合のデータ重複を回避するために、データ・マップ検証の一環としてカスタム・ディメンションのルートのマッピングがチェックで要求されます。マッピングの「カスタム」ディメンションのセクションに複数のメンバーがある場合、ルート・メンバーは無視されます。

  • カスタム・ディメンションに割り当てられたメンバーは、子メンバーの値をPlanningにプッシュします。データ・マップでルート・メンバーのみが定義されている場合、ルート・メンバーがPlanningにプッシュされます。