詳細設定データ・マップの定義

メンバー名がソースとターゲットで一致しない場合、または複数のディメンションと単一のディメンション間でマップする場合、詳細設定データ・マップを定義する必要があります。

  1. マッピング行内の「マップ」をクリックし、詳細設定マッピングを定義します。

    たとえば、Planning内の複数の勘定科目を戦略モデリング内の単一の勘定科目にマップできます。

    「データ・マップの編集」ページを使用して、各タブ上でのマッピングを定義できます。タブには、基本情報ソース選択ターゲット選択、マップされた各ディメンション用のタブ、およびこれらが存在する場合はマップされていないソース・ディメンションとマップされていないターゲット・ディメンションが含まれます。

    ソース選択およびターゲット選択タブには、その他のタブでマップする詳細のスーパーセットが含まれます。

  2. マッピングの詳細を定義するタブをクリックします。ディメンションごとに、ソース・メンバーがリストされます。
    • ソースとターゲット間でメンバー名が異なるソース・メンバーごとに、ターゲット・メンバーを追加します。(ターゲット・メンバーは、階層内のレベル・ゼロのメンバーである必要があります。)
    • すでに除外したメンバーは、ソース選択タブのディメンション(除外)列にリストされます。
    • データ・マップからメンバーを除外するには、ソース選択タブで、メンバーを除外するディメンションの列ヘッダーをクリックし、「除外の追加」 「除外の追加」アイコンdimension(除外)列の順にクリックして、除外するメンバーを定義します。
      • すでにマップされているメンバーを除外する場合は、ディメンションのタブをクリックして、メンバーのマッピングを更新します。

      • 「除外」リストからメンバーを削除するには、メンバーを選択し、「削除」キーを押します。「除外」リストからメンバーを削除する場合は、ディメンションのタブをクリックして、メンバーのマッピングを追加します。

      • 除外を削除するには、ディメンションの列ヘッダーをクリックし、「除外の削除」 「除外の削除」アイコンをクリックします。

    • 必要に応じて、演算子を指定します。デフォルトの演算子は+です。

      行の演算子により、現在の行に対して使用する操作が定義されます。

      たとえば、ソース集約内の複数の勘定科目を設定し、ターゲット内の単一の勘定科目にマップする場合、ソース内の(同じターゲット・メンバーにそれぞれがマップされた)メンバーごとに行を追加します。デフォルトでは、各行の+演算子によって集約が定義されます。

      または、キューブ内の複数の期間(1月から12月まで)をモデル(2018)内の単一の期間にマップすることもできます。

    • 「行のコピー」「行のコピー」アイコンまたは「行の貼付け」「行の貼付け」アイコンを使用することも、1つのタブからデータをコピーして別のタブに貼り付けることもできます。
    • 必要な数だけ行を追加し、マップするすべてのメンバーを定義できます。「行の挿入」行の挿入をクリックし、ソース・メンバーとターゲット・メンバー間のマッピング定義を追加します。
    • 必要に応じて、「無効なエントリの削除」「無効なエントリの削除」アイコンをクリックし、ソースが無効であるマッピング行をクリアし、無効なターゲット・メンバーをクリアします。
  3. 複数のディメンションから単一のディメンションにマップする場合(Planning内の年と期間から戦略モデリング内の時間へマップする場合など)、「データ・マップの編集」ページに使用可能なソースの組合せがすべて移入されます。必要なソースの組合せごとに対応するターゲット・メンバーを選択します。

    除外を定義している場合、除外メンバーはリストされません。

    マップ先とする必要がないソースの組合せがある場合、行を選択し、「行の削除」「行の削除」アイコンをクリックします。このソースの組合せは、「データ・マップの編集」ページに戻ったときに自動的には再移入されません。

    削除したソースの組合せを後で参照する場合は、「詳細マッピングの移入」「詳細マッピングの移入」アイコンをクリックします。「データ・マップの編集」ページが更新され、使用可能なソースの組合せがすべて表示されます。

  4. 「完了」をクリックします。

マッピング・メンバーについて次の点に注意してください。

  • ソースとターゲット内のメンバー名が一致し、自動的にマップされる場合、これらは「マッピングの詳細」ページにはリストされません。

  • ターゲット選択タブにリストされているターゲット・メンバーのみを選択できます。異なるメンバーが必要である場合、「データ・マップ」ページに戻り、「ターゲット」メンバー・リストから選択します。(「データ・マップ」ページでメンバーを入力しなかった場合、この方法に制限されることはありません。)

詳細設定データ・マップの定義を簡素化するには、データ・マップ定義をExcelにエクスポートし、Excel内のデータ・マップ・テンプレートを編集し、インポートします。Microsoft Excelを使用した詳細設定データ・マップの使用を参照してください。