モデルの変更管理を使用してメタデータを管理するには、ターゲット・モデルを定義した後、コピーするメタデータを定義します。
- 「モデルの変更管理」ページで、「モデルの構成」
をクリックし、コピーするメタデータを指定します。
- コピーするサブ勘定科目を定義します。「勘定科目」タブで、「追加」
、「サブ勘定科目変更の追加」の順にクリックします。サブ勘定科目を持つすべての勘定科目がリストに表示されます。ターゲット・モデルにコピーするサブ勘定科目を持つ勘定科目を選択し、サブ勘定科目をコピーするための追加オプションから選択します。
- 勘定科目詳細をターゲットに保持 - 勘定科目階層の詳細は、ソース内に存在しない場合でもターゲット内で保持します。
- 勘定科目属性のコピー - 選択した勘定科目の属性をターゲットにコピーします。
すべての勘定科目について、次をコピーします。
- 勘定科目名
- 予測方法
- 小計メソッド
- 勘定科目のノート
- 為替レート
メモ勘定科目について、次をコピーします。
- 勘定科目名
- 計算メソッド
- 集約メソッド
- 出力タイプ
- 出力単位
- ソースにない勘定科目の削除 - ソースにないターゲット内の勘定科目を削除します。このオプションを選択することをお薦めします。この選択をクリアすると、シナリオ・ロールアップ中にエラーが発生する可能性があります。
選択した勘定科目内のすべてのサブ勘定科目がターゲットにコピーされます。
- コピーする勘定科目属性を定義します。「勘定科目」タブで、「追加」
、「勘定科目属性の変更の追加」の順にクリックします。ターゲット・モデルにコピーする属性を持つ勘定科目を選択し、選択した勘定科目についてコピーするシナリオを選択し、勘定科目属性をコピーするための追加オプションから選択します。
注:
勘定科目名はユーザー編集可能フィールドであるため、他の言語に翻訳されません。
- 勘定科目の名前変更 - ターゲット内の勘定科目の名前をソース内の勘定科目の名前にあわせて変更します。
- その他の勘定科目属性のコピー - このオプションを選択すると、次の勘定科目属性がソースからターゲットにコピーされます。
- すべての勘定科目について、次をコピーします。
- 予測方法
- 小計メソッド
- 勘定科目のノート
- 為替レート
- メモ勘定科目について、次をコピーします。
ヒント:
勘定科目の選択内容を編集するには、
「勘定科目」タブの
「詳細の変更」列内のリンクをクリックします。
- コピーする勘定科目グループを定義します。「勘定科目グループ」タブで、「勘定科目グループの追加」
をクリックします。ターゲット・モデルにコピーする勘定科目グループを選択し、次のオプションから選択します。
- ターゲットの勘定科目グループを上書きしない - 勘定科目グループがターゲット内にすでに存在する場合は上書きしません。
- ターゲットの勘定科目グループを上書き - 勘定科目グループがターゲット内にすでに存在する場合は上書きします。
- ターゲットの勘定科目グループを削除 - ソースにないターゲット内の勘定科目グループを削除します。
ヒント:
「勘定科目グループの検索」を使用すると、コピーする勘定科目グループが簡単に見つかります。
- ターゲットへのコピー時にカスタム・ディメンションを処理する方法を定義します。「カスタム・ディメンション」タブで、「カスタム・ディメンションのコピー」をクリックし、カスタム・ディメンションをターゲットにコピーし、次のオプションから選択します。
- 勘定科目をターゲット内のカスタム・ディメンションに割当て - カスタム・ディメンション構造とともに勘定科目割当てをターゲットにコピーします。たとえば、ソース内の販売勘定科目がカスタム・ディメンションに関連付けられているときに、カスタム・ディメンション構造をターゲットにコピーする場合、このオプションを選択すると、ターゲット内の販売勘定科目にカスタム・ディメンションが割り当てられます。
- サブ階層をターゲット内のカスタム・ディメンションに保持 - カスタム・ディメンションがターゲット内とソース内にある場合、ソースにないターゲット内のカスタム・ディメンション内の子ディメンション・メンバーを保持できます。
- ソースにないカスタム・ディメンションの削除 - ソースにないターゲット内のカスタム・ディメンションを削除します。このオプションを選択することをお薦めします。この選択をクリアすると、シナリオ・ロールアップ中にエラーが発生する可能性があります。
ヒント:
「ソース・カスタム・ディメンションのプレビュー」をクリックすると、選択を行う前にソース・モデル内のカスタム・ディメンションを確認できます。
- ターゲットへのコピー時に期間を処理する方法を定義します。「時間」タブで、時間構造のコピーをクリックし、時間構造をターゲットにコピーし、ターゲット内の時間構造の詳細を保持するために次のオプションを1つ以上選択します。
- ターゲットに期間詳細の保持を許可 - ソースにない時間の詳細をターゲットで保持できます。たとえば、ソースには年のみが含まれるが、ターゲットには四半期も含まれる場合、このオプションを選択すると、時間構造のコピー時にターゲット内の四半期が保持されます。
- ターゲットにソースで定義されている年より前の年の保持を許可 - たとえば、ソース・モデルの時間構造に2018 - 2022が含まれ、ターゲット・モデルに2015 - 2020が含まれる場合、このオプションを選択すると、ターゲット・モデルの時間構造に2015 - 2022が含まれるようになります。
- ターゲットにソースで定義されている年より後の年の保持を許可 - たとえば、ソース・モデルの時間構造に2017 - 2022が含まれ、ターゲット・モデルに2018 - 2025が含まれる場合、このオプションを選択すると、ターゲット・モデルの時間構造に2017 - 2025が含まれるようになります。
これらのオプションをクリアされたままにすると、ターゲットの時間構造がソースの時間構造に完全に置き換えられます。
ヒント:
「ソース期間のプレビュー」をクリックすると、選択を行う前にソース・モデル内の期間を確認できます。
- ターゲットへのコピー時にシナリオを処理する方法を定義します。「シナリオ」タブで、「シナリオの変更の追加」
をクリックし、ターゲットにコピーするシナリオを選択し、次のオプションから選択し、「追加」をクリックします。
- ターゲットのシナリオを上書きしない - ターゲット内にすでに存在するシナリオがソース内に存在しない場合でもターゲット内で保持します。
- ターゲットのシナリオを上書き - ターゲットのシナリオを上書きします。
- ターゲットのシナリオを削除 - ソースにないターゲット内のシナリオを削除します。
必要に応じて、コピーするシナリオを定義した後、「シナリオ」タブでオプションを変更できます。シナリオの横の「詳細の変更」をクリックし、新しいオプションを選択します。
- ターゲットへのコピー時にレポートを処理する方法を定義します: 「レポート」タブで、「レポートの変更の追加」
をクリックし、ターゲットにコピーするレポートを選択し、次のオプションから選択し、確認アイコンをクリックします
:
- ターゲットにレポートが存在する場合に上書きしない - ターゲットにレポートがすでに存在する場合、そのままになります。
- ターゲットにレポートが存在する場合に上書き - ターゲット・モデルの既存のレポートを上書きします。
- レポートの削除 - ターゲット・モデルにレポートが存在する場合、そのレポートを削除します。
必要に応じて、コピーするシナリオを定義した後、「レポート」タブでオプションを変更できます。レポートの横の「詳細の変更」をクリックし、新しいオプションを選択します。
- 「保存して閉じる」をクリックします。