モデルの変更管理を使用したコピー対象のメタデータの定義

モデルの変更管理を使用してメタデータを管理するには、ターゲット・モデルを定義した後、コピーするメタデータを定義します。

  1. 「モデルの変更管理」ページで、「モデルの構成」「モデルの構成」アイコンをクリックし、コピーするメタデータを指定します。
  2. コピーするサブ勘定科目を定義します。「勘定科目」タブで、「追加」サブ勘定科目の追加「サブ勘定科目変更の追加」の順にクリックします。サブ勘定科目を持つすべての勘定科目がリストに表示されます。ターゲット・モデルにコピーするサブ勘定科目を持つ勘定科目を選択し、サブ勘定科目をコピーするための追加オプションから選択します。
    • 勘定科目詳細をターゲットに保持 - 勘定科目階層の詳細は、ソース内に存在しない場合でもターゲット内で保持します。
    • 勘定科目属性のコピー - 選択した勘定科目の属性をターゲットにコピーします。

      すべての勘定科目について、次をコピーします。

      • 勘定科目名
      • 予測方法
      • 小計メソッド
      • 勘定科目のノート
      • 為替レート

      メモ勘定科目について、次をコピーします。

      • 勘定科目名
      • 計算メソッド
      • 集約メソッド
      • 出力タイプ
      • 出力単位
    • ソースにない勘定科目の削除 - ソースにないターゲット内の勘定科目を削除します。このオプションを選択することをお薦めします。この選択をクリアすると、シナリオ・ロールアップ中にエラーが発生する可能性があります。
    選択した勘定科目内のすべてのサブ勘定科目がターゲットにコピーされます。
  3. コピーする勘定科目属性を定義します。「勘定科目」タブで、「追加」勘定科目属性の追加「勘定科目属性の変更の追加」の順にクリックします。ターゲット・モデルにコピーする属性を持つ勘定科目を選択し、選択した勘定科目についてコピーするシナリオを選択し、勘定科目属性をコピーするための追加オプションから選択します。

    注:

    勘定科目名はユーザー編集可能フィールドであるため、他の言語に翻訳されません。

    • 勘定科目の名前変更 - ターゲット内の勘定科目の名前をソース内の勘定科目の名前にあわせて変更します。
    • その他の勘定科目属性のコピー - このオプションを選択すると、次の勘定科目属性がソースからターゲットにコピーされます。
      • すべての勘定科目について、次をコピーします。
        • 予測方法
        • 小計メソッド
        • 勘定科目のノート
        • 為替レート
      • メモ勘定科目について、次をコピーします。
        • 計算メソッド
        • 集約メソッド
        • 出力タイプ
        • 出力単位

    ヒント:

    勘定科目の選択内容を編集するには、「勘定科目」タブの「詳細の変更」列内のリンクをクリックします。
  4. コピーする勘定科目グループを定義します。「勘定科目グループ」タブで、「勘定科目グループの追加」勘定科目グループの追加をクリックします。ターゲット・モデルにコピーする勘定科目グループを選択し、次のオプションから選択します。
    • ターゲットの勘定科目グループを上書きしない - 勘定科目グループがターゲット内にすでに存在する場合は上書きしません。
    • ターゲットの勘定科目グループを上書き - 勘定科目グループがターゲット内にすでに存在する場合は上書きします。
    • ターゲットの勘定科目グループを削除 - ソースにないターゲット内の勘定科目グループを削除します。

    ヒント:

    「勘定科目グループの検索」を使用すると、コピーする勘定科目グループが簡単に見つかります。
  5. ターゲットへのコピー時にカスタム・ディメンションを処理する方法を定義します。「カスタム・ディメンション」タブで、「カスタム・ディメンションのコピー」をクリックし、カスタム・ディメンションをターゲットにコピーし、次のオプションから選択します。
    • 勘定科目をターゲット内のカスタム・ディメンションに割当て - カスタム・ディメンション構造とともに勘定科目割当てをターゲットにコピーします。たとえば、ソース内の販売勘定科目がカスタム・ディメンションに関連付けられているときに、カスタム・ディメンション構造をターゲットにコピーする場合、このオプションを選択すると、ターゲット内の販売勘定科目にカスタム・ディメンションが割り当てられます。
    • サブ階層をターゲット内のカスタム・ディメンションに保持 - カスタム・ディメンションがターゲット内とソース内にある場合、ソースにないターゲット内のカスタム・ディメンション内の子ディメンション・メンバーを保持できます。
    • ソースにないカスタム・ディメンションの削除 - ソースにないターゲット内のカスタム・ディメンションを削除します。このオプションを選択することをお薦めします。この選択をクリアすると、シナリオ・ロールアップ中にエラーが発生する可能性があります。

    ヒント:

    「ソース・カスタム・ディメンションのプレビュー」をクリックすると、選択を行う前にソース・モデル内のカスタム・ディメンションを確認できます。
  6. ターゲットへのコピー時に期間を処理する方法を定義します。「時間」タブで、時間構造のコピーをクリックし、時間構造をターゲットにコピーし、ターゲット内の時間構造の詳細を保持するために次のオプションを1つ以上選択します。
    • ターゲットに期間詳細の保持を許可 - ソースにない時間の詳細をターゲットで保持できます。たとえば、ソースには年のみが含まれるが、ターゲットには四半期も含まれる場合、このオプションを選択すると、時間構造のコピー時にターゲット内の四半期が保持されます。
    • ターゲットにソースで定義されている年より前の年の保持を許可 - たとえば、ソース・モデルの時間構造に2018 - 2022が含まれ、ターゲット・モデルに2015 - 2020が含まれる場合、このオプションを選択すると、ターゲット・モデルの時間構造に2015 - 2022が含まれるようになります。
    • ターゲットにソースで定義されている年より後の年の保持を許可 - たとえば、ソース・モデルの時間構造に2017 - 2022が含まれ、ターゲット・モデルに2018 - 2025が含まれる場合、このオプションを選択すると、ターゲット・モデルの時間構造に2017 - 2025が含まれるようになります。

    これらのオプションをクリアされたままにすると、ターゲットの時間構造がソースの時間構造に完全に置き換えられます。

    ヒント:

    「ソース期間のプレビュー」をクリックすると、選択を行う前にソース・モデル内の期間を確認できます。
  7. ターゲットへのコピー時にシナリオを処理する方法を定義します。「シナリオ」タブで、「シナリオの変更の追加」シナリオの追加をクリックし、ターゲットにコピーするシナリオを選択し、次のオプションから選択し、「追加」をクリックします。
    • ターゲットのシナリオを上書きしない - ターゲット内にすでに存在するシナリオがソース内に存在しない場合でもターゲット内で保持します。
    • ターゲットのシナリオを上書き - ターゲットのシナリオを上書きします。
    • ターゲットのシナリオを削除 - ソースにないターゲット内のシナリオを削除します。

    必要に応じて、コピーするシナリオを定義した後、「シナリオ」タブでオプションを変更できます。シナリオの横の「詳細の変更」をクリックし、新しいオプションを選択します。

  8. ターゲットへのコピー時にレポートを処理する方法を定義します: 「レポート」タブで、「レポートの変更の追加」レポートの追加をクリックし、ターゲットにコピーするレポートを選択し、次のオプションから選択し、確認アイコンをクリックします右アイコン:
    • ターゲットにレポートが存在する場合に上書きしない - ターゲットにレポートがすでに存在する場合、そのままになります。
    • ターゲットにレポートが存在する場合に上書き - ターゲット・モデルの既存のレポートを上書きします。
    • レポートの削除 - ターゲット・モデルにレポートが存在する場合、そのレポートを削除します。

    必要に応じて、コピーするシナリオを定義した後、「レポート」タブでオプションを変更できます。レポートの横の「詳細の変更」をクリックし、新しいオプションを選択します。

  9. 「保存して閉じる」をクリックします。