モデル・アクセス権限の設定

Planning管理者は戦略モデリング管理者として設定され、ユーザーおよびグループがモデルや戦略モデリング機能に対して持つアクセス権のタイプを定義するアクセス権限(アプリケーション内のすべてのモデルに適用されるグローバル権限、および個々のモデルに対する権限)を設定できます。個々のモデルへのアクセス権限を割り当てると、モデル階層内でそのモデルの下にネストされたモデルはすべて、親からアクセス権限を継承します。

あるモデルが(グローバル・レベルまたは親から)アクセス権限を継承する場合、ユーザーが個々のモデルのアクセス権限に変更を加えていないかぎり、そのモデルはアクセス権限に対する変更を継承します。ただし、ユーザーが個々のモデルのアクセス権限を変更した場合は、グローバル・レベルまたは親(権限の継承元による)で行われた権限変更を継承しません。

使用可能な役割は、モデラー、アナリスト、「参照者」および「アクセス権なし」です。これらの役割の詳細は、モデル・アクセス権限についてを参照してください。これらの権限は、Oracle Smart View for Office戦略モデリングを使用する場合も適用されます。

モデル・アクセス権の詳細:

  • Planningユーザー(管理者以外)は、「ユーザー」リストでモデル・アクセス権の割当て先として選択可能です。戦略モデリングのアクセス権限はPlanningのアクセス権限とは関係ないことに注意してください。Planningアプリケーションへのアクセス権を持っているユーザーにも、戦略モデリングのモデルへのアクセス権を付与する必要があります。

  • 初めて作成するモデルは、デフォルトの権限および所有者の権限で設定されます。これらを削除することはできません。新しく追加したユーザーまたはグループには、デフォルト権限が割り当てられます。

    デフォルトの権限および新規のユーザーおよびグループには、デフォルトで「アクセス権なし」役割が割り当てられます。グローバル・アクセス権を割り当てると、新しいモデルはすべてそのアクセス権を継承します。

  • ユーザーがモデルへのアクセス権を持っていない場合、使用可能なモデル・アクションまたはオプションはありません。ユーザーがメニュー・アイテムへのアクセス権を持っていない場合、「アクション」メニューにそのメニュー・アイテムは表示されません。

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モデル・アクセス権限の設定について学習します。

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