ターゲットおよびボトムアップ・バージョン

ターゲットおよびボトムアップ・バージョンを作成できます。ボトムアップ・バージョンで、データを最下位レベルのメンバーに入力すると、親レベルのメンバーは表示専用となりデータ入力が許可されなくなります。親メンバーの値は最下位レベルのメンバーから集約されます。

ターゲット・バージョンでは、階層内のどのレベルのメンバーにもデータを入力できます。ビジネス・ルールを使用して親メンバーからその祖先まで値を均等配分することができます。ターゲット・バージョンを使って、プランの高レベルのターゲットに設定できます。ボトムアップ・バージョンで操作するユーザーは、プラン・データを入力する際、このターゲットを参照できます。

ターゲット・バージョンでは、トップダウンの予算編成を使用します。「承認の管理」タスクは許可されません。ターゲット・メンバーの子を空白(例: #MISSING)にして、最上位レベルにデータを入力できるようにしてください。ターゲット・メンバーは「保管」に設定してください(動的計算により、子の合計でデータ入力が上書きされます)。