アド・ホック・オプションの設定

プリファレンスを設定して、アド・ホック・グリッドの表示と動作を制御します。

ホーム・ページで、「ツール」、「ユーザー・プリファレンス」の順にクリックします。
「アド・ホック・オプション」をクリックします。
1番上のセクションで、メンバーの表示方法を設定します。
- 含めるメンバー:
  - 選択を含める: 選択したメンバーと操作の結果として取得されたメンバーの両方を表示する場合に選択します。たとえば、選択したメンバーQtr1にズーム・インすると、Qtr1 (1月、2月、3月)のデータが表示されます。
  - 選択されたグループ内: 選択したメンバー・グループのみを対象として「ズーム」などの操作を実行し、選択しなかったセルはそのままにする場合に選択します。この設定が有意義なのは、グリッドの下位の行として、またはグリッド全体にわたる列として2つ以上のディメンションがある場合です。このオプションは、「ズーム」、「選択項目のみ保持」および「選択項目のみ削除」に関連します。
- ズーム・イン: ズーム・インするレベルを選択します。
  - 次のレベル: 選択したメンバーの子のデータを取得する場合に選択します。
  - すべてのレベル: 選択したメンバーのすべての子孫のデータを取得する場合に選択します。
  - 最下位レベル: ディメンションの最下位レベルのメンバーのデータを取得する場合に選択します。
- 祖先の位置: 階層での祖先の表示方法を設定します。
  - 最上位: メンバー階層を最上位レベルから最下位レベルに向かって表示する場合に選択します。
  - 最下位: メンバー階層を最下位レベルから最上位レベルに向かって表示する場合に選択します。
- メンバーのラベルの表示形式: メンバー名または別名(あるいはその両方)を表示するかどうかを設定します。
- 別名表: 使用する別名表を選択します。
- インデント: メンバー階層レベルのインデント方法を設定します。
  - なし: インデントを使用しない場合に選択します。
  - サブアイテム: 子孫をインデントする場合に選択します。祖先は列で左揃えになります。
  - 合計: 祖先をインデントする場合に選択します。子孫は列で左揃えになります。
- データをリフレッシュせずにナビゲート: このオプションを選択すると、ピボットやズームなどでグリッドをナビゲートする際のパフォーマンスが向上します。データを更新する場合、単に「リフレッシュ」をクリックします。(このオプションを選択しない場合、アド・ホックで作業する際にデータがリフレッシュされます。)
データの表示を簡潔にするには、「抑制」にあるオプションを選択して、グリッドの要素を抑制にします。たとえば、ゼロを含む行または列を非表示にできます。
- ゼロ:
  - 行: ゼロのみを含む行を非表示にする場合に選択します。
  - 列: ゼロのみを含む列を非表示にする場合に選択します。
- 抑制:
  - 繰返しのメンバー: グリッドの方向に関係なく、繰返しのメンバー名を含む行を非表示にする場合に選択します。
  - 行で欠落しているブロック: データが欠落している行のセル・ブロックを非表示にする場合に選択します。
- 欠落データ: ゼロを含むか、データが欠落している行または列を非表示にする場合に選択します。
- アクセス権なし: 自分にアクセス権がない行または列を非表示にする場合に選択します。
注:

アド・ホック・グリッドを開こうとしたときに、有効なデータ行が存在しないためアド・ホック・グリッドを開けませんというエラーが表示された場合は、前述の「抑制」のオプションをクリアしてください。
「精度」で、次のように設定します。
- 通貨メンバーの設定の使用: 通貨メンバーの精度設定を適用する場合に選択します。
- 通貨の値、通貨以外の値およびパーセンテージ値について、セルに表示される小数部の最小桁数と最大桁数を設定します。たとえば、セルの値が100で、「最小」精度"2"を選択した場合、値は"100.00"と表示されます。
「置換」で、データが欠落しているセル、自分に表示アクセス権限がないセルまたは無効なデータを含むセルに表示するラベルを設定します。

データなし: 「#Missing」または「#NoData」という値を含むセルに表示するテキストを入力します。
アクセス権なし: 自分に表示アクセス権限がないセルに表示するテキストを入力します。
ゼロを送信: 「#NumericZero」をテキストとして「データなし」または「アクセス権なし」置換オプションに指定し、ゼロを送信する場合に選択します。