子モデル属性の指定

子モデル属性を指定するには:

  1. 使用メソッドで、エンティティを親にロールアップするためのメソッドを指定します:

    「コスト」「資本」または「少数株主持分」メソッドを使用する場合、サブ勘定科目の構造も同様にする必要があります。

    • 完全シナリオ・ロールアップ—全勘定科目の100%をロールアップする場合にこのメソッドを使用します。
    • コスト - 企業の投資額が20%未満であり、保有期間が1年以上の場合は、このメソッドを使用します。
    • 資本 - 企業の投資額が20%以上50%未満で、保有期間が1年以上の場合は、このメソッドを使用します。事業部門の価値は、投資勘定科目から子会社配当金および投資利益勘定科目へロールアップされ、親エンティティの投資の計算に使用されます。
    • 少数株主持分 - 投資額が企業の発行株式の50%から100%を保有する場合、このメソッドを使用します。この方法でも、出力値をロールアップします。事業部門の100%がロールアップされても、次の計算では、事業外の利益が認識されます。
    各メソッドで使用される計算の詳細は、Smart Viewでの戦略モデリングの操作データ管理を参照してください。
  2. メソッドに「資本」を指定した場合、「ターゲットのサブ勘定科目」で、子エンティティの値を受け取るサブ勘定科目を指定します。

    このオプションは、親エンティティの勘定科目v2420がサブ勘定科目を含むように設定された場合にのみ使用可能になります。この方法では、v2420を計算します。v2420にサブ勘定科目があれば、子エンティティの価値を取得するサブ勘定科目を指定してください。

  3. メソッドに「資本」を指定した場合、「資本グループ」で勘定科目グループを選択します。

    ここで選択した勘定科目グループが親にロールアップされます。

  4. 「所有権」で、ロールアップするエンティティの比率を入力します。

    たとえば、子エンティティの最初の予測期間の売上が$200で、出資が100%の場合は、$200がロールアップされます。所有権が80%の場合は、$160がロールアップされます。

  5. 親にロールアップする期間に、シナリオ・ロールアップを実行する「開始期間」「終了期間」を指定します。期間範囲は、ロールアップされた親の範囲内である必要があります。特定の期間または次のいずれかを選択します:
    • ファイルの最初の期間 - モデル内の最初の期間に開始してロールアップします。

    • <取引期間> - 取引期間(Oracle Smart View for Officeの「期間」で定義)に開始してロールアップします。

    • 残余価額期間 - モデル内の最後の期間を使用します。最後の期間が子と親とで一致しない場合は、残余価額期間が計算されます。
  6. 「適用」をクリックすると、シナリオ・ロールアップ構造内のこのノードの変更が、現在選択されているビジネス・ケースに適用されます。すべて適用をクリックすると、シナリオ・ロールアップ構造内のこのノードの変更が、このノードのすべてのビジネス・ケースに適用されます。