シナリオ・ロールアップ構造、ビジネス・ケースおよびオプションでモデルの特徴を定義したら、シナリオ・ロールアップを実行できます。
シナリオ・ロールアップを実行するには:
デフォルトでは、現在選択されているビジネス・ケースが選択されます。選択されているビジネス・ケースのみを表示することもできます。
シナリオ・ロールアップに関連付けられている「前」または「後」データ・マップは、シナリオ・ロールアップの実行時に自動的に実行されます。
戦略モデリング内の「ビジネス・ケース」をPlanning内の「シナリオ」および「バージョン」にマップした場合、シナリオ・ロールアップを実行するときに、「ターゲット・バージョンの上書き」を選択できます。これにより、データ・マップに定義されている「バージョン」が上書きされます。
シナリオ・ロールアップはジョブ・コンソールに送信されます。ここで、シナリオ・ロールアップの進行状況をモニターできます。ホームページで「アプリケーション」、「ジョブ」の順にクリックします。シナリオ・ロールアップ・プロセスにデータ・マップが含まれる場合、これらのデータ・マップはシナリオ・ロールアップ・ジョブの子ジョブとして表示されます。
シナリオ・ロールアップが完了したら、親モデルを開いて子モデルからロールアップされたデータを確認できます。
入力値の逆解決
場合によっては、戦略モデリングでは出力値に基づいて入力値が計算されます:
出力値が非現実的な入力値(10,000パーセントまたは10億を超えるスケーリングされた絶対値)を生成する場合、または入力値を計算できない場合、戦略モデリングは次のように、実績値による上書き(##で上書き)を実行します: