モデル・ビューの作成および管理

Profitability and Cost Managementのモデル・ビュー機能を使用すると、保存、コピーおよび変更できるアプリケーションのスライスをユーザーが定義できます。

これらのスライスはモデル・ビューと呼ばれ、画面に表示されるデータや現在のタスクにより処理されるデータをフィルタ処理するのに役立ちます。モデル・ビューには選択されたビジネス・ディメンション定数が保持され、POV、残高ディメンションおよびルール・ディメンションは必要に応じて変更できます。たとえば、「ルール・バランシング」、配布トレース、および「POVのコピー」画面にはPOVコントロールがあり、その一方でルールおよび残高ディメンションはハードコードされています。指定されているPOVについて、関連するルールおよび残高ディメンションの値は別のデータで計算すると変わりますが、選択された顧客、製品および他のビジネス・ディメンションのメンバーは画面にそのまま残せます。

モデル・ビューは視点(POV)とは異なり、POVはビジネス・ディメンションではなく時間およびシナリオ・ディメンションを参照します。たとえば、POVでは選択した月および年の実績データや予測データを取得できます。

モデル・ビューをいくつかの画面で選択して、取得されるディメンションおよびメンバーを制限できます。たとえば、POVをコピーするときに、アプリケーションのアウトラインが大きすぎる場合は、モデル・ビューを使用してコピーするデータのサブセットを定義できます。必要であれば、異なるモデル・ビューを使用して複数コピーの操作を実行し、コピーする必要のあるデータの完全セットを対象にすることができます。また、配賦をトレースしたりルール・バランシングを実行する際に、モデル・ビューを使用して操作の範囲を制限することもできます。

詳細は、モデル・ビューの作成およびモデル・ビューの管理を参照してください。

モデル・ビューの概要およびモデル・ビューを使用してプロシージャ内でデータを制限する方法の例は、次のチュートリアル学習パスを完了してください。

学習パス・アイコン モデル・ビューの作成および管理