配賦ルールのソースの定義

「ルールの管理」画面での配賦ルールの作成には、新しい配賦ルールを作成し、記述する方法が説明されています。次のステップは、配賦ソース、費用のあるディメンションまたは配賦の宛先に割り当てるその他のデータの定義です。

ルールが配賦対象のデータを取得するソースを定義するには:

  1. 開いている配賦ルールで、「ソース」タブをクリックします(図8-8)。

    図8-8 管理元帳の配賦ルール定義領域の「ソース」タブ


    次のステップの説明に従って必須情報を入力します。
  2. 配賦するデータを保持するディメンションおよびメンバーを選択します。親メンバーを選択すると、その子孫もすべて選択されます。

  3. オプション: 「メンバー選択」領域のメンバーをフィルタ処理します。ディメンション・メンバーのフィルタ処理を参照してください。

    注:

    ディメンションとメンバーの組合せは、テキストとして入力できます。これは、たとえば組合せがスプレッドシートなどになっている場合に便利です。テキストを貼り付けて、ディメンションとメンバーの組合せを追加を参照してください。

  4. オプション: 「オプション」をクリックして、大規模モデルによりスケーラビリティの問題が発生した場合に使用する計算セグメンテーション方法を選択します(計算セグメンテーションの使用)。

    この機能の使用がお薦めされる場合は、次のいずれかをクリックします。

    • 自動 - 使用するディメンションおよびレベルがシステムにより決定される

    • 手動 - 使用するディメンションおよびレベルを自分で決定する

      なし - (デフォルト)セグメンテーションを使用しない

  5. ルール・ソース情報が完成したら、「保存」ボタン(保存)をクリックします。

  6. 次のステップは、配賦されたデータの「宛先」の入力です。

図8-9は、「Manufacturing COGs Related Expense Assignment」ルール・セットの「Machined brake parts」が、勘定科目ディメンションのNet IncomeメンバーとCostCentersディメンションの一部のメンバーからデータを取得していることを示しています。

図8-9 配賦のソース定義の例


「ソース」タブの「ディメンション」および「メンバー選択」領域で、ルール・データ・ソースを定義できます。

ヒント:

次のステップは、資金の割当先を記述する配賦ルールの宛先の定義です(配賦ルールの宛先の定義)。

ルールを編集、削除するには、「ルールの管理」画面でのルールの管理を参照してください。