「インテリジェンス」パネルからの問合せの実行

サービス管理者、および十分なセキュリティ・プロビジョニングを持つ他のユーザーは、管理レポート、セグメント別収益性分析、ルール分析、入力データ確認などを目的としてデータを収集するための問合せを定義できます。

問合せを使用して、財務レポートを生成できます(Profitability and Cost Managementの財務レポートの操作)。また、「インテリジェンス」パネル内から問合せを実行し、取得したデータを表示形式で表示することもできます。これにより、印刷やより深い分析を目的として表をエクスポートできるようになります。

注:

問合せ内のデータを表示する便利な方法として、Oracle Smart View for Officeを使用できます。データがSmart Viewに格納されたら、これを開始点として使用して、より深いアドホック分析を実行できます。

問合せをするには、Oracle Enterprise Performance Management Cloud管理者スタート・ガイドで説明しているようにOracle Smart View for Officeをインストールし、次のステップに従います。

  1. Profitability and Cost Managementホーム・ページで、「インテリジェンス」「インテリジェンス」ボタン「問合せ」アイコンの順にクリックします。

    図13-4 「問合せ」画面、「インテリジェンス」パネル


    問合せのリストが表示された「問合せ」画面。各問合せの後に、アプリケーション名、作成日、変更日および設定アイコンが続きます。
  2. 問合せを選択します。

    列ヘッダーのドロップダウン・メニューを使用して、選択した列を昇順または降順でソートできます。

    「リフレッシュ」「リフレッシュ」アイコンをクリックしてから、問合せ名をクリックして問合せを実行します。Smart Viewに接続します。

    問合せ結果がSmart Viewに表示され、印刷やより深い分析を実行できます。

    結果は特別なフォーマットで表示され、解釈と提示が容易になっています。詳細は、Smart Viewにおける問合せ結果のフォーマットを参照してください。

  3. オプション: 「アクション」「問合せ結果のエクスポート」の順にクリックし、問合せを.csvフォーマットでエクスポートしたり、スプレッドシートや他の互換性のあるアプリケーションにインポートしたりします。

    注:

    「問合せ結果のエクスポート」は、5百万未満のセルを返す問合せに対して機能します。

    ファイルの名前を入力し、レベル0データ(最小レベルのデータ、たとえば期間データの月など)のみをエクスポートするかどうか指定して、「精度の丸め処理」レベル(デフォルトは小数点以下2位)を指定します。「OK」をクリックすると、ファイルはファイル・エクスプローラの「送信ボックス」に送信されます。

  4. オプション: 「アクション」「診断」の順にクリックし、最適なパフォーマンスのために問合せを細かく調整するのに役立つ次の情報を表示します。

    • 選択した問合せ定義によって生成された実際のMDX問合せ

    • 問合せの実行時間(秒)

    • 問合せによって返されたセル数

    「問合せの診断」画面で、「リフレッシュ」をクリックすると、選択した問合せの最新情報を表示できます。「ファイルに保存」をクリックして、ファイル・エクスプローラの「送信ボックス」result.txtに情報を保存します。

  5. オプション: 選択した問合せをホーム・ページの「お気に入り」に保存するには、「設定」「設定」アイコン「お気に入りとして追加」の順にクリックします。ホーム・ページに問合せが表示されます。これをそこから直接実行できます。