視点(POV)のディメンションは、アプリケーションの特定のバージョン、あるいはモデルに対する特定の視点を表すために使用します。
各アプリケーションには、少なくとも1つのディメンションをPOVディメンションに指定する必要があります。POVディメンションには、アプリケーションに必要な任意の項目を選択できます。POVディメンションとして使用される代表的な例を次に示します:
期間 - 時間に伴って変化する戦略や変更点を分析できます。アプリケーションのベースを任意の時間単位(四半期、月、年次、年など)にできるため、時系列で戦略を分析したり、在庫や償却をモニターできます。
年 - 暦上の年を指定してデータを収集します
シナリオ - 特定の期間と一連の条件に対する、アプリケーションの新しいバージョンを表示します
バージョン・ディメンション
特定のPOVを使用し、同じPOVの別バージョンを作成できます。これにより、アプリケーションへの変更の影響をモニターしたり、同じアプリケーションの異なるバージョンを追跡できます。
バージョン・ディメンションは次のタスクで使用します:
1つのアプリケーションの反復を、わずかな違いで複数作成
仮定に基づいた予測結果や、ベスト・ケース・シナリオかワースト・ケース・シナリオかを決定する仮定シナリオをモデル化
簡単に目標を設定
バージョン・ディメンション内の様々な要素を変更することで、元のアプリケーションを変更せずに変更結果を調べることができます。