ジョブとは、データのエクスポートやデータベースのリフレッシュなどのアクションであり、ただちに開始することも、周期的に実行するようスケジュールすることもできます。ジョブ・コンソールによって、管理者は、ジョブを中央管理できます。
ジョブ・コンソールでは、次のタイプのジョブを管理できます。
タスク・マネージャや補足データ・ジョブなどの非連結ジョブ
注:
日次メンテナンス中に実行されている特定のジョブが原因で自動バックアップが失敗するのを防ぐために、Oracle Fusion Cloud Enterprise Performance Managementでは、日次メンテナンス・プロセスの実行中は特定のジョブの開始が許可されません。次のジョブは、日次メンテナンス中に開始できません:データのインポート
メタデータのインポート
データのエクスポート
メタデータのエクスポート
データベースのリフレッシュ
キューブの再構築
これらのジョブは、スケジュールされたジョブであるか、アド・ホック(未スケジュール)ベースで開始されるジョブであるかにかかわらず、開始できません。
未スケジュール・ジョブの場合は、ジョブのスケジュール・ページで「今すぐ実行」オプションを使用して日次メンテナンス・プロセス中にジョブを開始しようとした場合、またはジョブ定義のリスト・ページからジョブを送信した場合に、ジョブの開始が許可されません。システムによってアド・ホック・ジョブの開始が許可されなかった場合は、エラー・メッセージが表示されます。
たとえば、日次メンテナンスの実行中にキューブのクリア・ページに示されるジョブを表示し、「アクション」、「送信」の順にクリックすると、エラー・メッセージが表示され、ジョブは開始されません。同様に、日次メンテナンス中にジョブのスケジュール・ページで「キューブのクリア」ジョブを作成し、「今すぐ実行」を選択した場合も、ジョブの開始は許可されず、エラー・メッセージが表示されます。
システムによってジョブの開始が妨げられた場合、その理由がジョブの詳細に表示されます。ジョブ・コンソールの電子メール通知を有効にしている場合は、ジョブが開始されないときに、電子メール通知を受け取ります。日次メンテナンス・プロセス中に開始するようにスケジュールされているジョブがある場合は、日次メンテナンス・ウィンドウの外で開始するようにジョブを再スケジュールすることをお薦めします。ジョブのスケジュールを参照してください