繰延税金期末レートを使用した再キャストの計算

対象税金の再キャストの計算に期末繰延税率(TRCS_TaxRateNoncurrentClosing)を使用できるようになりました。期末繰延税率を使用した再キャスト金額(TRCS_TaxRateNoncurrentClosing)オプションを有効にするには、「税金設定」ページに移動します。

期末繰延税率を使用した再キャスト金額チェック・ボックスを選択し、「保存」をクリックします。

これにより、後続の連結では、期末レートを使用して再キャスト金額が計算されます。デフォルトでは、再キャストは今年度の税率を使用して計算されます。

ユースケース例 - 再キャストの計算:

Table 32-1 再キャストの計算

Pillar 2レート 今年度のレート 期末レート
15% 21% 25%
  • 対象税金調整の入力: 120,000
  • 税引前金額 = 対象税金調整/期末レート(120,000 / 25% =480,000)
  • Pillar 2ミニマム税 = 上からの税引前 * Pillar 2レート(480,000 * 15% =72,000)
  • 再キャスト = Pillar 2ミニマム税 - 税引前の差異、つまり、72,000 – 120,000 = -48,000

    再キャスト金額が表示されたトップアップ税フォーム

    再キャスト金額が表示されたトップアップ税フォーム

    Note:

    • 設定を保存した後、必要に応じて、データのあるエンティティへの影響ルールを実行して、強制的にエンティティに影響を与えます。
    • 勘定科目に税引前の値がある場合に一時差異勘定科目の再キャストを計算するときには、税引前金額を導出するかわりに、使用可能な税引前の値が使用されます。