GloBE所得および対象税金自動化の構成

調整勘定科目のグローバル・ルール、管轄ルールまたはエンティティ・ルールを設定できます。

次の点に注意してください:

  • パーセントは+/- 100%に制限されます
  • 論理は「プル」に制限されます
  • ソース勘定科目が必要です。
  • ソース増減: TRCS_SourceBookClosing (つまり、試算表締め、決算および期末帳簿基準vs税務基準の親)。空白のままにすると、これがデフォルトのソース増減になります。
  • ソース・データ・ソース: TRCS_SourcePreTax (つまり、データ入力、管理対象入力および補足データを含むデータ・ソース合計の親)。空白のままにすると、これがデフォルトのソース・データのソース増減になります。
  • さらに、データは複数GAAPとシナリオの間、複数GAAPまたはシナリオ(あるいはその両方)から移動できます

Pillar 2自動化

Pillar 2自動化は、税引当プロセスの税金自動化と同じように機能します。唯一の違いは、Pillar 2自動化では、データ・ソースとして税引前または税金のいずれかをソースとして選択する列があることです。アプリケーションでは最終的に、グローバル・ルール、管轄ルールおよびエンティティ・レベルのルール(エンティティ・レベルで格納されている)を組み合せたセットが処理されます。エンティティに適用されるルールのセットを確認するには、エンティティ・レベルのルールを確認する必要があります。エンティティ・レベルのルールは、有効または無効になっているグローバル・ルール、管轄ルールおよびエンティティ・レベルのルールの組合せです。

仕組み: グローバル・ルールが設定されると、保存時に管轄およびエンティティ・レベルにコピーされます。グローバル・ルールを管轄レベルまたはエンティティ・レベルで無効にし、新しい管轄ルールまたはエンティティ・ルールを作成して代替計算を行うことができます。グローバル・ルールの管轄レベルまたはエンティティ・レベルで変更できる詳細は、「有効」/「無効」列のみです。

管轄ルールをエンティティ・レベルで無効にし、新しいエンティティ・ルールを作成して代替計算を行うことができます。管轄ルールのエンティティ・レベルで変更できる詳細は、「有効」/「無効」列のみです。

新しいエンティティ・ルールは、エンティティ・レベルで保存できます。ルール名を見ると、ルールのタイプ(グローバル、管轄、エンティティ)がわかります。必要に応じて、追加のルールをメタデータに追加することもできます。

Note:

Pillar 2自動化ルールを使用せずにPillar 2を構成するには、「GloBE所得」フォームおよび「対象税金」フォームにデータを直接入力できます。データを入力するには、POVを「エンティティ」、「管轄」、「エンティティ通貨」および「エンティティ入力」に設定する必要があります。