柔軟なアプリケーション構成に対応できるように、各ディメンションにはメンバーがシードされます。シード済メンバーは、TRCS_Tax Accounts
やFCCS_Balance_Sheet
など、FCCS
またはTRCS
という接頭辞付きで作成されます。
システムには、組込みの計算も含まれます。
シード済メンバーのガイドライン
シード済ベース・メンバーへの子の追加
勘定科目、データ・ソース、増減およびMultiGAAP (使用する場合)の各ディメンションには、FCCS_seededメンバーがあります。これらのメンバーで「データ・ストレージ」のプロパティが「動的」の場合、それに子を追加できます。
ディメンションにおけるシード済・メンバーの移動
シード済・メンバーはすべて、アプリケーション作成プロセスで作成されたのと同じ親を維持する必要があります。シード済・メンバーのすべては使用する必要がない場合、適宜ユーザー固有のメンバーを作成する必要があります。シード済・メンバーに対して追加の親を作成する場合、代替階層を作成できます。
ただし、親メンバーの下でシード済・メンバーの順序を変えることはできます。
シード済勘定科目メンバーの再配置
Tax Reportingには、親と基本の両方を含むシード済の貸借対照表および損益計算書構造があります。要件に応じてシード済階層の構造を変更し、他の親メンバーおよび基本メンバーを追加できます。
次のガイドラインが適用されます。
シード済勘定科目のメンバー名は変更できませんが、別名は変更できます。別個の勘定科目の説明のために、追加の別名テーブルを追加できます。データは、別名およびメンバー名で(メンバー・セレクタで)ロード、表示および検索できます。
様々なレポートのニーズに応じて、複数の代替階層を作成できます。これらの代替階層には、プライマリ階層内のすべての基本メンバーを含める必要がありますが、その編成は変更できます。
シード済勘定科目階層が無視されると、様々なシステム計算やシードされた計算が喪失することに注意してください。多くの計算は、勘定科目構造に依存するシステムに組み込まれています。
会社間データ(追跡あり)および出資比率の管理を有効にした貸借対照表勘定科目
会社間データ(追跡あり)オプションを有効にすると、「出資比率の管理」などの追加オプションが使用可能になります。「出資比率の管理」を有効にすると、出資比率の管理勘定科目が追加され、CTA/CICTA勘定科目が追加されていない場合は追加され、ドライバ勘定科目が追加されます。
会社間データ(追跡あり)および出資比率の管理を有効にした増減メンバー
会社間データ(追跡あり)オプションを有効にすると、「出資比率の管理」などの追加オプションが使用可能になります。「出資比率の管理」を有効にすうと、次のアクションが実行されます: