承認ユニット階層を定義し、特定のシナリオ、年および期間に割り当てると、承認プロセスを開始できます。承認プロセスを開始できるのは、管理者のみです。プロセスが開始されると、承認ユニットは、プロセスが完了するまである確認者から別の確認者へ移動します。
デフォルトでは、承認ステータスは「未開始」です。開始プロセスにより、承認ユニット・ステータスは「レビュー中」に変更されます。
承認プロセスを開始すると、承認ユニット階層内のエンティティのプロセスが開始されます。各基本エンティティを個別に開始することもできますが、基本エンティティを開始すると、その親および祖先も開始されます。
親エンティティを開始すると、その子孫すべてが開始されます。
開始プロセスの後、各エンティティの現在の所有者が、「現在の所有者」列に表示されているように、移動パス内の最初の所有者に設定されます。承認ユニットが移動パス内で上位に移動すると、現在の所有者および場所がそれに従い更新されます。管理者は、「プロセス・ステータス」画面から承認ユニット階層内の各エンティティのステータスをモニターし、これらのエンティティの承認アクションを実行できます。
管理者は、除外対象として特定のエンティティを選択することで、いつでもプロセスを再開できます。システムにより、エンティティのすべての承認履歴はクリアされ、ユーザーは「開始」を再度選択して確認プロセスを再開でき、これにより、エンティティは移動パスの最初の所有者に移動します。
承認プロセスを開始するには: