TAR自動化およびTAR自動化帳簿残高レポートの構成

TARおよびTAR (地域)レポートに追加の列を必要としない場合は初期状態のTARおよびTAR (地域)レポートを引き続き使用できます。一方で、一般会計の勘定科目構造が異なる一部の会社では、TARおよびTAR (地域)レポートに追加の列を使用できます。Tax Reportingには、会社の一般会計の勘定体系を反映するようにレポートに列を追加できるカスタマイズされた税金勘定ロールフォワード(TAR)およびTAR (地域)レポートを構成する機会があります。

新しい勘定科目を作成して列に一般会計の新しい勘定科目を生成すると、適切な国または地域のメンバーに増減がマップされます。TAR自動化およびTAR自動化帳簿残高レポートの結果は、連結時に現在の引当金およびTARおよびTAR (地域)レポートに自動的にリンクされます。

カスタマイズ可能なTARには、そのまま使用可能なTAR列全体とデフォルトのデータ・マッピングが含まれています。TAR自動化およびTAR自動化帳簿残高レポートをカスタマイズするには、次の手順を使用します:

  • ディメンション・ライブラリを使用して、一般会計の列に適切なメタデータを追加します。
  • デフォルトのマッピングを作成します。
  • カスタム・マッピングを作成します。
  • 税金期末残高の繰越メンバーのメンバー式を追加して、繰延税金の連続性が税金勘定科目ロールフォワードと一致していることを検証します。
  • 勘定科目および管轄のカスタム属性を国内または国外に分類します。
  • 必要に応じてロールオーバーを実行します。